セリフ
前にも書いたが、この作品の脚本は「冬ソナ」の二人が再び担当している。場面の切り替えし登場人物の性格付けなどはよく似ている。
一つだけ違うのはセリフだ。前作はまさに珠玉のような言葉があちこちにあった。ソナチアンから好きなセリフは何ですかと募集したときも、すぐに50近くの言葉が選出されたのだが、夏の香りではそういうセリフはない。物語を理解するには分かりやすいセリフなのだが、心にぐっと迫るのが皆無なのだ。といって全部を見たわけではないから今後(12話以降)に期待したいのだが、可能性は低いと思われる。
なぜだろう。役者も悪くはない。ソン・スンホンもソン・イェジンも予想以上にいいのだが、彼らの発する言葉に強い力を感じないのだ。せいぜい言葉ゲームで示される恋愛の性格や天気雨の言い伝えぐらいでしかない。
あらためて「冬のソナタ」がよく出来ていることを知った。
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