まもなくボーメ展
10月3日から、澁谷パルコで、ボーメさんの展覧会が始まる。
題して「ニューヨーク発~パリ経由~東京行き」。大阪海洋堂の伝説の原型師ボーメが、ニューヨークのSOHOで衝撃のデビューをしてから今年で10年になる。それを記念して今回東京で彼の個展が開かれることになったのだ。
今、私はETV特集で、フィギュアの世界を追っているが、その中心人物がこのボーメさんなのだ。
ボーメ、1961年大阪生まれで、本名は非公開。幼いときから、プラモデルショップ海洋堂に出入りしていた。その頃の綽名が帽子をいつもかぶり目がねをかけていることから、海洋堂の宮脇現社長が「ボーメ」と呼んだことから、この異名をとることになった。
彼の作品は、美少女フィギュアのカテゴリー。2次元でしかなかった、アニメや漫画の美少女がボーメの手によって立体物に作り上げられた世界。不思議なエロスの世界だ。
カルティエ現代美術財団は、彼の作品を見て、まさに「キング・オブ・オタク」とうなったという。むろん、日本のオタクたちはボーメさんのことをよく知っているが、一般の人にはそれほど知られていない。が、海外ではとても大きな名前として知られているのだ。
この転倒した現象を、「ニューヨーク発~パリ経由~東京行き」というキャッチで表してある。
私たちの番組の放送は12月を予定している。だから、10月のこの展覧会も撮影して、番組の構成要素にしようと考えている。その日程はもう来週に迫っている。
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