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ドキッ ヒヤリ

ドキッ ヒヤリ

昨夜、平塚で湘南ライナーを降りると、潮の匂いがきつかった。懐かしい思いにとらわれ、句を作りたくなった。
小田原行きの普通列車が来るまでベンチに座って、句をひねった。
潮風の町に立ち、いや潮風の駅やがいいかな。それとも潮風やでいったん詠嘆するほうがいいだろうか。
だんだん夢中になっていく。傘はけっして忘れないようにしておかなくてはと散漫な意識ながら注意は怠らなかった。

電車が来たので、立ち上がり乗り込む。シートに座っても句の続きだ。句帳につけようとトートバッグを引き寄せる。ない。
ショルダーは肩にかかり、右手には傘。左手にもっていたバッグは――。
駅のベンチに置き忘れたことに気がついた。慌てて、電車を降りようとするとドアがしまった。やばい。
トートバッグには今日にかぎって定期入れの財布を入れた。図書館の本も一冊入っている。夕方取材した赤塚不二夫さんの取材メモもその中だ。電車は加速し、平塚駅の明かりは遠のく。焦った。
もし、悪意の人に拾われたら、財布だけとられるかもしれない。現金6千円はいいとして、銀行カードが2枚、アメックスカード、定期券(切り替えたばかり)、運転免許証、そして会社の身分証明書が人手に渡ると厄介だ。銀行とアメックスにはすぐに停止の連絡をいれなくてはなるまい。となると再発行の手続きになり回復するまでに3週間はかかる。免許証も警察に行かねばならない。身分証明書は顔写真付きだから悪用されることはないだろうが、これとて始末書と再発行手続きが必要となる。これから先のことを考えたらうんざりする。
大磯の山並みが見えてきた。駅に着いたらすぐケータイ電話で平塚駅にかけて、バッグの保全を頼もう。電車がホームに滑り込む。
ケータイで番号案内にかけ、駅遺失物係の番号を聞く。050で始まる電話はどうやら集中管理の係のようで平塚駅に直接繋がるというわけにはいかない。その係も混んでいるようでずっと話し中になっている。これを待っていてはだめだ。

戻ろう。上りの次の電車で平塚駅に戻ろう。
電車はこんなときにかぎって来ない。じりじりする。10分以上は経過した。誰かに拾われているかもしれない。
やっと電車が来た。乗り込んだものの心が逸る。車内はガラガラだが腰掛ける気にもならない。馬入川の鉄橋を越え平塚貨物ヤードに入る。15分以上は経っている。ベンチのバッグに誰も気がつかないなんてありえないだろうなあ。だんだん絶望的な気分になる。誰かが拾って、駅員にでも届けてくれているならいいが・・・・。祈りたくなった。

平塚に着いた。跨線橋までダッシュ。階段はエスカレーターで片側があいている。そこを2段飛びであがり、隣のホームの階段を小走りで降りた。
ベンチはたしか5号車の前にあったはずだ。3号車、4号車と息を切らしながら駆ける。
5号車前のベンチ。黒々とした椅子が3つ連結している。目をこらすと。
あった。バッグが大きな口を開けてあった。
財布がのぞいている。よく盗られなかったものだ。ほっとした。
途端、どっと疲れがでた。

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by yamato-y | 2008-08-29 08:35 | 登羊亭日乗 | Comments(1)
Commented by r、s at 2008-08-29 15:31 x
バックの置き忘れは血の気が引き、凍りついた感覚になられたことでしょう。でもでもバックあってよかったですね!私はこのような時は錆付いた細胞の活性化を図ったのだと思うことにしています。身の回りのことにまた注意深くなれますから。それにしてもよかったです!!
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