せつないよなあ
同僚といっしょに昼食をとった後、喫茶店で四方山話。
上方落語家の月亭可朝の話題になった。ギター漫談で一世を風靡した男が4畳半で一人暮らし。7年間交際した50代の女性から疎まれて捨てられた。70歳にもなって、ストーカー規制法違反容疑で逮捕されたのだ。
せつないよなあと、嘆く同僚。同僚は6月に定年になったばかり。ボインの歌の頃は大学生だった。昔ながらの関西の芸人の匂いを残した可朝を気にいっていたのだ。
新聞の報道によると、可朝は、今年7月まで約7年交際していた50代女性に繰り返し電話をかけ、女性の勤務先の会社にも手紙を送るなどし、復縁を迫ったという。
昔なら、70といえばしっかり老人。それがこんなトラブルを犯すのだから、世の中も変わった。
ちょっと気になるのが、可朝は「ストーカー行為にならないと思う」と供述していることだ。 可朝が女性にかけた電話は、8月4、5日の2日間で計13回。同4日付の消印で復縁を迫る手紙、はがきを女性の勤務先の会社に送りつけた。こういう行為が犯罪を構成することになるのだろうか。私などの認識では、ストーカーというのは一日に5,6回程度の電話じゃすまない者をいうのであって、これぐらいの数では単に立腹しての行為としてしか思えないのだが。いや、報道では出てこない事実が裏面にあるのかもしれないから、軽々にはいえない。
ギャンブルも好きで、女性関係も派手だった可朝は典型的な古い芸人タイプだった。 可朝は見方によってはバガボンのパパみたいだ。そのバガボンのパパの作者、赤塚不二夫も私生活においてはハチャメチャであったが、亡くなったときおおぜいの人から惜しまれた。この差は何だろう。比べること自体が論外かな。
書店に立ち寄り、週刊ポストをぱらぱらとめくったら、山城新伍の病の話があった。夫人と2度離婚して、糖尿病を発症して施設に入って難儀しているという話だ。ったく・・・。と、3面記事の出来事に目がつい向いた今夜であった。
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