懸命に考えているとき
忙しい日が続いているが、そんな日を送れることに感謝したい。
番組を作りたいと思っても、企画がなかなか作り出すこともできず、悶々としていたことに比べれば忙しいなんてことはメじゃない。
と思っていても、実年齢60は響いてくる。
昨夜も夜中まで娘の卒論の議論にのっていたが、今朝起きるときは寝不足がたたってきつかった。精神は充実しているが、体がついていかない。
しかし、考えをまとめたり番組の原案を考えるというクリエートな作業というのは、多忙であったり締め切りに追われたりしないとアイディアが浮かばないものらしい。暇なときにはめったなことでインスピレーションなんて湧かないが、追い詰められると結構いい考えも浮かんで来るものだ。
本日、フィギュアを題材にしたドキュメンタリーの構成打ち合わせがあった。本局のプロデューサーに、取材を開始したので今後の推移について報告する”儀式”が本日あったのだ。昨夜から対策を立てて準備していたが捗捗しくなく、今夕のミーティングではかなり難航するのではないかと心配していた。
だが、予想に反して、向こう側のプロデューサーは、我々の企画の意図をよく理解してくれて面白がってくれた。ほっとした。これで、なんとか番組が成立する目処がたった。
こういう心労を、私は40年近くやってきたのだが、辛いから止めたいとは思わないし、思えない。取材で行き詰ることがあっても編集で構成するということができなくても、だからと言って番組を制作することを止めたいとは思わない。
人の知らない事実を堀起こし、新しい知見として世の中に問うということはどれほどワクワクすることか。
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