なるように、なる↑
不思議なトーク番組を見た。野村克也楽天監督と局アナのインタビューというより雑談のような番組だ。部分的にしか見ていないから、番組タイトルも趣旨も把握できていないが、野村の話術に引かれてつい10分ほど見た。
そのなかでの話。野村が前妻と別れることなく、新しく出てきた沙智代さんと付き合いはじめた頃、チームのなかで不満が起きて、女性をとるか野球をとるかと二者択一を迫られたときのことだ。野村は女性を選んだため、チームを追われた。
そのとき、沙智代さんが言ったのは、「なんとかなるわよ」
この女性、傲慢の匂いがしてあまり好きじゃないが、この言葉は気にいった。
そぅだよ、くよくよしたって仕方ないじゃない。なるようにしかならないのだから。
さて、ここが大事なのだが、「なるように、なる」というのは2通りの意味がある。
なるように、なる↑ なるように、なる↓
発語するとき、語尾が下がれば後ろ向き、ふて腐れたニュアンスがする。上がれば前向きにして楽観的となる。「なんとかなるわよ」は後者の語尾の後ろ上がりの響きがあったのだ。
言霊ではないが、同じ言葉でも音の出し方によって、体のなかで響いてくるものが違う。
なるようになるは、心のなかで叫ぶときは語尾上がりにしよう。
なるように、なる↑とつぶやきながら、今朝は京都へ向かう。
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