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寄りかからず、ではなく

寄りかからず、ではなく

背もたれの無い椅子というのはどうも不安定で長い時間座るのは苦手だ。
瞑想をするときも壁に体をあてていないとどうもしっくりこない。

私の思想もそういう背もたれを必要としているらしい。セネカのように透徹した目で人生を見抜くことの偉大さは分かるのだが、人が人自身だけを恃(たの)んで生きるということに違和をもつ。

主体という感覚をアイデンティティという。それは自己同一性と訳されることもある。自分がずーっと同じであること、あり続けること。それが主体というわけか。

ありふれた例えだが、人の体の細胞は一日に夥しい数で死んで新しい細胞と入れ替わる。3ヶ月もすれば、最初の主体Aは主体A-1になっていると考えられる。この両者を同じと言えるのだろうか。

その主体は独立して毅然とあるのだろうか。背もたれなしですっくと立っているのだろうか。私には超越論的ななにかが支えてくれている気がしてならない。それがないと不安定で落ち着かない。

インディペンデントな人というのはまぶしい。セネカや大江健三郎のような人たちだ。その力強さに圧倒されるが、私には無理だなと思う。

茨木のり子の最後の詩集の題は「寄りかからず」だった。素敵な生き方だと感心したが、自分には出来ないなとすぐ思った。

さきほど、今夜放送のビデオテープの試写が終わり納品した。ここ数日は不安と焦りの日々であった。150分という長い番組をつつがなく放送できるだろうかという恐怖に近い不安というのはなかなか理解されないものだが、はっきり言って番組を作ることの怖さを味わう。私のような人間はそんな細心の注意と検証を重ねて作成を行っていると思われないのだが、番組つくりの最終局面は緻密な注意、配慮そして誰も教えてくれないなかでの判断が必要となってくる。ときには、立ち往生して呆然となることも幾たびあるが、決定することの恐怖というのは目くるめくものがある。

その窮境を乗り切るのは自分を支えてくれている何かでしかない。それに私は寄りかかっているというのが正直な気持ちだ。そのことを”信じて”、誰も歩いたことがない道を歩いて行くことができる。

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by yamato-y | 2008-03-20 13:14 | 魂のこと | Comments(0)
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