汝をながむる最後の日なり
園の小百合、撫子(なでしこ)、垣根の千草。
今日は汝(なれ)をながむる最終(おわり)の日なり。
おもえば涙、膝(ひざ)をひたす、さらば故郷(ふるさと)。
さらば故郷、さらば故郷、故郷さらば。
小学唱歌、故郷を離るる歌の一節だ。
中学生の頃、此の歌を覚えて、歌詞が出たり入ったりするのが変だと思ったことがある。
今、歌ってみると、これほどこころに沁みる歌はない。
ふるさとを離れて都で口ずさむとき、此の歌はこよなく優しい。
六本木で酒を飲んで帰宅。風呂場で此の歌を放歌する。
思わず、懐かしい日々がよみがえってくる。
さらば、さらば、わが春よ
来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング