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お笑いドキュメント

お笑いドキュメント

3月の放送を目指して、お笑いのドキュメント制作がいよいよ始まった。
昨日、番組の基本枠組をメインディレクターとともに合意した。昭和時代に活躍した喜劇・笑芸人たちの芸と人生を描く番組だ。基本的には、NHKの中に残るアーカイブスの映像を中心に作り上げるのだが、三木のり平とか川田晴久などの人物は映画に残っているものを探すことになろう。

しかも、番組は実際に生のステージを再現して、それを若者たちに見てもらうという仕掛けをもつ。この若者たちが番組の大きなポイントとなる。詳細は、もう少し決まった段階で報告しようと思う。

その打ち合せを終えた後、久しぶりにゴールデン街に出た。とんぼの口あけに入ったが、客は私1人。次ぎの客が来たら帰ろうと思っていたがなかなか来ない。ついつい女主人と昔話に耽る。
とそこへ、流しのマレンコフが来た。
正月だから一曲やりなさいよと、主人に勧められ懐メロを歌うことになる。雨の並木道、裏町人生、夜来香、止まり木に片脚を乗せて太宰治気取りで歌った。生のギターで歌うのは結構体力がいる。四曲歌ったらもう結構という気分となる。ジャッジャとギターを刻むマレンコフの指も少し昔に比べてゆっくりになったかな。

終わって、マレンコフに聞いた。いくつなる?「80ちょっとかな。この年まで仕事が出来るなんてありがたいよ」とピケ帽の下の温顔が語る。仕事を始めたのは1949年からだというから私が1歳の頃から流しているのだ。ざっと60年、新宿の町を流して、この町の移り変わりを見てきたのだ。
私が出会ったのはバブルに成り始めた頃だ。大先輩がかつてドキュメンタリーで取材したということで紹介されてからだ。ゴールデン街にも「道」という懐メロのスナックがあった。マスターのみっちゃんは若い頃のど自慢荒らしでならした猛者で、戦前の歌をいろいろ教えてくれた。長崎出身ということで気があった。その店で必ず会う人物が2,3人いた。デビ夫人とあだ名をつけていた、どこかのバーのママらしく店がはねた後よくお客と来ていた。道は流行り始めたカラオケだったが、マレンコフもときどき来て生ギターもあった。バブル時代は深夜になってもタクシーが掴まらず、明け方まで「道」にたまっていた。そのみっちゃんも10年ほど前に死んだ。70前後だったから早い死だったと、今になって思う。

マレンコフが終わって出てゆくときに入って来た客がいる。男は仕事仲間の照明のTさん、それと中高年の女性だ。私も腰を上げようとすると、Tさんが女性を紹介する。渋谷のスナックで知り合ったのだが、とんぼのことをよく知っていたのでお連れしたという。
とんぼのママが素っ頓狂な声を上げる。「まあ、デビ夫人」
そういえば、昔「道」でいっしょしたデビ夫人だった。
「いやあ、もうすっかり年になって、デブ夫人よ」とその女性は笑った。

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by yamato-y | 2008-01-11 09:24 | 新しい番組を構想して | Comments(1)
Commented by saq at 2010-06-09 01:28 x
新宿ゴールデン街『道』。名前を聞くのは何年ぶりでしょうか。懐かしいです。マスターの苗字は河島さんで 下のお名前にちなんで 通称「みっちゃん」。ドアを開けて左側の壁際の棚の上に戦前のSP盤がたくさんあって、佐藤千夜子の歌や服部良一の作品など蓄音機(もちろん竹針)で聴かせて頂きました。私がここのお店に通い始めたのは10代の頃で(もう時効ですが。笑)マスターのことは「おじさん」と呼んでいました。当時、おそらく最年少の客だったと思います。同じ九州出身だったこともあり、何となく気があって、店を閉めたあと(つまり明け方に)同じくゴールデン街の中にあった『居酒屋』という居酒屋にご一緒したり、一時は毎晩のように通っていました。就職したあとも通っていましたが、しばらく間が空き、久し振りに行った時には既に閉店していて、引退されて長崎に帰られたのかと思っていましたが、ネット上で消息を知るとは思いませんでした。それにしても街の移ろいは早く、『クラブリー』はとっくに無く、『クラブハイツ』も昨年で閉店。ホストクラブと外国人がやたらに目立ちますが、コマ劇場跡の再開発でまた違った表情を見せてくれるのでしょうか。
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