深まりゆく秋の中で
とうとう10月となった。どれくらい、今回の番組に関わったのだろうか。編集期間はこれまでのスケールとっくに超えている。
昨夜、ようやく一本の形になった。ところが達成感がない。まだ何か作業を残しているような、ゴールインしたという気分になれない。仕残したことがあるような、ないようなまどろこしい気持ちだ。
今朝の秋は格別だった。高い天をすじ雲が横切り、さわやかな風が吹いていた。久しぶりに空を仰いだ。ああ、秋が来たんだと一人ごちた。
夜になって、まどを開けてパソコンで台本のコメントを作っている。ひんやりとした夜風に心が洗われる。遠くで聞こえるハイウェーの車の走行音も気にならない。
長い間、ブログを更新していない。今朝も知人から、「よほど、今の仕事が大変なんですね」と声をかけられる。これほど長くブログが書かれてないから、そう思いましたよとねぎらいを受けた。
最近、私の知った人たちがこのブログを知ってよく読んでくれているらしい。たしかに半分名前をばらしているようなカタチだから当然かもしれないが、でもなんだか面映い。そうなるとやや筆が遅くなるのもありうるのだ。
そろそろノーベル文学賞が決まる時期だ。昨年も下馬評がたったが、村上春樹氏が有力だ。もし彼が選出されたら、取材は大変だろうなあと勝手に思う。
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