他人の顔を媒介にして
渋谷のスクランブル交差点で今朝すれ違った人に、一瞬、忘れていた友達のことを思い出した。小学校時代の友人でK原幸男君のことだ。親譲りで体が大きく、相撲が強かった。
中学を出て紡績工場に勤めたと聞いた。今ごろは退職して家にでもいるのかな。
今朝の体験したのは、その幸男君のことだけじゃなかった。その似た人の目元を見て、幸男君の姉と妹さんたちのことを思い出したのだ。
私から見れば、あまり似ていないと思ったが、今朝見た人物は双方に似ている部分があった。「ああ、そうか。あの兄弟姉妹は、あの部位と表情がそっくりだったんだ]
と、合点した。
そういうことってあるな。二つの共通点が見当たらないのだが、第3者を置いて、それら3つのの共通点で、似た部分がはっきり浮かび上がることって。
人間って、顔をどういうふうに認識するのだろう。すぐ忘れるくせに、会えば、あの人だとたちどころに想起する場合もあれば、すれ違いに挨拶されても誰だか思い出せないことがある。そのケースのほうが年々多くなっている。
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