W受賞
えらいことになった。
「闘う三味線 人間国宝に挑む~文楽 一期一会の舞台~」がダブルで受賞した。
ATP賞のドキュメンタリー部門の最優秀賞と総務大臣賞をいただいたのだ。
番組が船出したときは、ディレクターの交代や企画意図の修正など曲折があったうえで出来上がった作品だけに、その苦労が報いられた思いがある。
すぐに主人公の鶴澤清治師匠にも報告をする。師匠自身も先ごろ人間国宝に選ばれたこともあって、この番組はお目出度いことが続いている。そういう流れを感謝しつつ、師匠にも喜んでいただいた。
ディレクター、編集マン、音声マン、アナウンサーと伝えたが、一番先に伝えたいカメラマンは国内にいなかった。海外取材に出ているのだ。ントウニ、間が悪いヤッチャな。
一昨日、昨日と深夜まで編集が続いていささか疲れ気味であったが、この吉報に体が軽くなった気がする。現金なものだ。
4時から、現在制作中の「21世紀を夢見た日々」の最終試写が始まる。これで、最終版としてナレーション録音の作業に進められるかどうかの、最後のチェックとなる。もう一度兜の緒を締めてゆくぞ。
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