コミケへ出撃
本日、お台場の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開かれているコミックマーケットに出撃する。
コミックマーケットは世界最大の同人誌即売会であり、屋内で行われるイベントとしても世界最大。あらゆるジャンルのサークル参加者が集う大規模即売会だ。
SFのファンダムでは60年代から愛好者の集いを定期的に開いていた。それを真似て日本漫画大会などが立ち上げられ、さらに大規模な同人誌即売会としてコミケが出現してきたのだ。1975年に第1回が催されて70回に近づこうとしている。とにかく大規模らしい。
2004年夏に行われたコミックマーケット66での公式記録によれば、東京国際展示場を3日間借り切った状態でサークル参加者数は3万5000スペース、一般参加者数は延べ51万人に上るという。この会場で、お互いのコミュニケーションをとるために「お宅・・・」と名も知らない相手に使う言葉から「オタク」が発生したことはあまりに有名だ。
コミックマーケットには、同人愛好家達が自作の物品を展示、頒布し、交流する。漫画・アニメ・ゲーム・大衆音楽・アイドルグループのファン同人誌・コスプレ衣装、手作り・ガーデニング・紅茶などの愛好家による同人誌まで、とにかく現代日本の様々なサブカルチャーが一堂に集う。ここでは売り手と買い手という関係でなく、この催事に対する参加者として対等が強調されている。「志」があるのだ。ここを知りたい。
何故、出撃するのか。今取材しているSF遺伝子の「浸透と拡散」の状態がここに現われているという「仮説」を裏付けしたいのだ。ということで、相棒のO君とカメラをもって休日勤務となる。
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