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仕事誌

仕事誌

こどもが「WORK」とか「AN」といった0円の求人雑誌を集めてきた。夏のバイトを探すつもりだろう。前から不思議に思っていたのが0円という定価だ。なぜ、タダでこれほど見栄えのする冊子が造れるのだろうと。

目を通して分かった。求人広告のオンパレードだからその広告収入で冊子は作られているのだ。それぞれの雑誌のタイトルにサブタイトルがついている。〈好きな街で探すシゴト情報BOOK〉、〈新しいシゴト、新しいジブン〉、〈仕事にいこう情報誌〉、〈いつでもどこでもおシゴトさがし〉。

街頭でこの手の雑誌を配っている。若い子に手渡すがそれ以外にはいかない。なるほど求人は見事に低年齢だ。雇用形態には略記号で表されている。A・・・アルバイト、P・・・パート、社・・・正社員、契・・・契約社員、派・・・派遣スタッフ。これらの略文字が極小でびっしり広告に詰め込まれている。中高年の老眼視力には届かない情報だ。たしかに都会に住む若者にはたくさんの求人があるようだ、が裏返せば田舎の50、60代ではほとんどお呼びがないということだろう。

雇うほうはフレッシュな労働力を安価で使えるのだから、なるたけ正社員でなく若い層を探すのだ。これらの仕事誌をながめているうちに、吉野弘の詩に書かれてあった、保険外交員と題してあったと記憶する一節のイメージを思い出した。たしか、吉野の最初の子どもが生まれたときの体験をベースにしてあった。生まれたばかりの赤ん坊が眠っている病院へ、保険外交員が「おめでとうございます」と言って訪ねて来た。名刺を受け取った“吉野”はその素早い行動に驚く。どこで聞いてきたかと尋ねると、匂いがしましたからと保険外交員は答えるのだ。生命保険というのは死の代償だ。この生まれたての赤ん坊のどこからそんな匂いがしたのかと、“吉野”はほろ苦く思うのだった。

この若者向けの仕事誌には細かい字で明るく楽しい職場がたくさん紹介されている。でも、若さのフレッシュを吸い取るように私には思えてならない。そうだ、たしかフレッシュという英語は新鮮なという形容詞とは別の「肉体」という名詞の意味もあったはずだな。

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by yamato-y | 2007-08-08 08:02 | 登羊亭日乗 | Comments(0)
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