立ち往生
小田原の駅で50分間立ち往生した。新幹線が大雨のために一時ストップしたのだ。
9時10分発のひかりに乗車する予定だったが、電車は8時半から全面運休した。
掛川―静岡間で1時間に70ミリという大雨が降って危険域に達したため、運転が止まったのだ。
ホームにはみどりが停車しているが乗り込むことはできない。この電車が動き出さないと次の電車は入れない。ホームには長い人の列ができた。
そのうちに、小田原上空にも黒雲がたちこめ、ぴかりぴかりと稲妻が走りはじめた。そうこうするうちに凄まじい雷鳴があがる。近在で落ちたようだ。
電車の運行表示に在来線が落雷のため停電ストップと出た。えらいことになった。このまま時間が経過すれば、午後3時からの京都での会合に出席できるか分からない。
大磯の家に電話して、最悪の場合には相手先に連絡をいれてくれるよう頼む。
ケータイが鳴った。出ると、ソウルのホンさんからだ。8月2、3日に有楽町の国際フォーラムで四季シリーズの最終コンサートが行われるという。そこに招待してくれるという電話だった。スケジュールの確認がすぐとれないが、必ず参加すると伝えた。
電車は10時過ぎ出発した。湯河原付近では激しい雨が降っている。無事たどり着くことができるだろうか。その後小康となったが、掛川付近でまたしても土砂降りの雨が襲ってくる。
徐行運転で退屈になった隣りの席のサラリーマンが朝刊を広げる。「自民惨敗」という見出しが紙面に躍っていた。
来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
人気blogランキング