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定年再出発  

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惑放

惑放

定年を越えてからずっと惑いっぱなしだ。人生が分からないというか、生きていく意味が分からないということが続いている。だから神谷美恵子を読む。セネカを読む。

大江さんの番組を制作していたときからずっと抱え込んでいるのが魂ということだ。魂とは何だろう。心か。もし同じとすると合わない人生の局面がある。違うとすればそれはどこにどんなふうに、私の中に納まっているのか。

 今朝、久しぶりに瞑想をした。終わって、自分の足を見た。汚い足だ。長年にわたって水虫にやられガビガビになっている。30代の頃はただれて膿が流れてひどかった。いろいろ薬をつけた。年とともにただれることはなくなり、皮膚はがさがさになった。普段は足のことなど忘れている。足の皮膚はひび割れし、亀裂の線が白く浮き出ている。爪もぼろぼろだ。汚い足だと久しぶりに認識した。

 20年も昔だ。今の私と同じ年恰好になる先輩が葬式から帰って来て嘆いたことがある。同僚の兄上が癌にかかり定年を待たずに死んだという、葬式からの帰還だった。故人の妹は兄の素足を見て、「長い間、サラリーマンをやって靴を履きつづけたから、水虫で足がこんなにぼろぼろになるまで働いて」と泣きながらその足をさすっていた。先輩はそう話しながら、自分も革靴の習性で水虫でぼろぼろの足になっているよと、自嘲した。

 私の汚い足を久しぶりに見た。一年中変わらないように見えても、冬の間とどこか違っている。乾燥した冬の時期にはひび割れはあかぎれのように鋭い深い亀裂となって痛みを発することがあったが、梅雨の湿気の多いこの時期はそんなこともない。誰がそんな調節をしているのだろう。私か、無意識の私か、それらが統合された私か、それとも私以外の私が私の中にあるのか。私の身体の末端で、私の知らない(というか認識していないと言うべきか)営みが行われている。このひびわれの中にも魂はあると言うのか。

魂は存在でなくはたらきであるということを本で読んだことがある。
今朝の私には、魂は在ると言いたい。そう実感している。
にもかかわらず、何処に在るかと問うと分からないとしか言いようがない。
魂はハッピーな存在様態ではないようだ。暗夜に棄児が泣き叫ぶように。

――泣き叫ぶ魂というものは救済されるものだろうか。

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by yamato-y | 2007-06-29 19:56 | 魂のこと | Comments(1)
Commented by 谷の嵐 at 2007-06-30 09:35 x
>――泣き叫ぶ魂というものは救済されるものだろうか。
心に刺さる言葉です
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