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映像のシンケースイジャク

映像のシンケースイジャク


トランプで神経衰弱というのがある。同じ数のカードのペアを集めてゆくというゲームだ。
ハートの6とスペードの6でワンペア、ダイヤのクィーンとクローバーのクィーンでワンペア、といった具合だ。

昔からこのゲームは記憶がミソだから私は苦手だった。3歳下の弟にいつもやられることが多く口惜しいからできるだけ参加したくないゲームだった。そこに加えて、年齢による脳の老化である。物忘れが年々ひどくなってきている。とにかく忘れ物が多い。映像を見るための眼鏡(近眼用)をすぐ忘れてしまうのだ。出先の編集室か、トイレの洗面台か、資料室の机か、どこかへ無意識に置いて忘れてしまうのだ。しかもなくなったことに2、3日気がつかない。しばらくしてから、あれはどこへ行ったかとうろうろ探すことになる。

そんな状態だから失念することはあらためて心するほどのことではない。が、自分の作った映像のこととなると話は別だ。

30年も番組を制作していれば、忘れてしまった作品もある。それは仕方がない。ところが不意にあるカットが想起されることがある。同種のカットを見ていて、突然これとよく似たカットを昔作ったよなと思い出すのだ。その昔のカットがどんな番組だったかが思い出せれば気がすむのだが、思い出せないときが厄介だ。いらいらする。小骨がのどに引っかかった気分だ。なんとか思い出したい。それが出来ないとオレの頭の中はじょじょに壊れてゆくという強迫感に捉われてゆく。

今回もそうだった。「文楽」のドキュメンタリーで登場人物の会話の中で、ある男性が見せる表情が気になった。これと同じものをかつて見たことがある。それは、私の取材した番組の中にあったはずだ。既視感ではないのは、以前の人物は女性であったという“根拠”があるから。

ある出来事をめぐって、主人公が対話する相手に同意を求める。それもつよく求めるのでなく、自信なげに迷いつつ「そうでしょ?そう思わない?」と聞くのだ。このときの表情が得もいわれない微妙なものとなる。これを同じものを私は見ている。発語した人物の性は異なるのだが、そのときのエネルギーがまったく同じものなのだ。何時見たか、思い出せない。

今回の主人公と違って、女性で、そのとき発した声音まで覚えているのだが、何という番組でいつ頃作った作品ということが、喉元まで出てきているのに思い出せない。いらいらする。そんな状態が4,5日続いた。

昨夜、小津の「麦秋」を見ているとき、突然ひらめいた。「あ、あの番組だ。尾道の小さな食堂の看板娘が言ったあのことばだ」
現在の取り扱っている映像と過去の映像のカードが一致したのだ。思い出すことができた途端、胸のつかえがすーっと降りた。

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by yamato-y | 2007-06-03 10:56 | 新しい番組を構想して | Comments(0)
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