映画「ナイロビの蜂」
ツタヤの店頭に、「ナイロビの蜂」が準新作として並んでいた。久しぶりに映画を見たいと思って借りてきて見た。たしか、アカデミー賞でも主演女優賞を獲得したとかで、一応話題の映画と聞いて期待したのだが、まったく違っていた。
「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレスが監督を勤めるというので、新しい才能を見ることができるかと思ったが、やたら手持ちカメラが思わせぶりな撮り方。意味連関をほとんど無視したモンタージュ。これって、原作がジョン・ル・カレで一応読んでから見たりした人などが評価したのだろうか。何の予備知識もなく見ると、登場人物の役割ははっきりしないわ、地理的感覚は崩れるわ、でなんだかすっきり入ってこない。
この映画のあらすじを示して語りたいと思わない。それほどの手間をかけたいとは正直思わないのだ。
同じ頃話題になった「ホテル ルワンダ」の場合は、素直に感動できたが、本作品はまったくのれなかった。気になって、ネットで評価をチェックしたら、たいていの人が高い評価をしていることに、またびっくり。
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