定年再出発 |
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影のプロデューサー
3年前、「冬のソナタ」の関連番組を私が手がけ始めたときから、いろいろ教えてくれた人物がいる。現在、わが社の事業部のプロデューサーであるTさんだ。彼女は当時社長の有能な秘書だった。 私がチェ・ジウさんやユン監督と最初に仕事をした「冬のソナタにようこそ」を立ち上げたとき、韓国のドラマ事情や冬のソナタについての情報を詳しく教えてくれたのだ。 そうだ、思い出した。3年前のちょうど今頃はまだ冬のソナタはブレイクしておらず、今回の「春のワルツ」のように衛星放送で少し話題になっている程度であった。新年度の4月から総合テレビで放送する予定になっていたものの話題が少ないので、キャンペーンの特番を制作してほしいと編成から発注がわが社へ来たばかりだった。年度末で人材が払底していて少なく、定年1年前で比較的仕事が少なかった私に話が回ってきた。 私は30年間いわゆるドキュメンタリー畑を歩いて来た、教育テレビ中心の硬い番組をやってきた者で、いわゆるドラマのような芸能番組とはほとんど縁がない。ちょっとした好奇心と、昔から韓国の出来事については関心をもってきたこともあって、このキャンペーンの特番をはじめることにした。そのときに冬のソナタや韓流ドラマについて、アドバイスをしてくれたのがTさんである。 Tさんは30代後半の知的な女性で、身につけているものも上品なおしゃれな人だ。欧米の情報につよい人で韓国事情には無縁だと当時私は思っていた。 「冬のソナタへようこそ」という番組でチェさんが来日してもいいと返事をしてきたとき、私は少しとまどった。むろん、私が韓国まで行ってチェさんのマネージャーに直接説得したことが成功したのだが、まさか本当に売れっ子のチェさんが来るとは思っていなかったのだ。その直前にペ・ヨンジュンさんの事務所に声をかけたが多忙を理由に断られていたから。 接遇をどうしたらいいか私は分らず戸惑ったのだ。ユン監督といっしょに来てくれるということが分り、ホテル、ハイヤー、食事の手配などスケジュールの掌握が重要となった。とくに歓迎をどう表すか頭をひねった。社長にも何かしてもらったほうがいいと考えた。そこで秘書のTさんに相談に行ったのだ。 すると彼女は冬のソナタの大ファンだったのだ。その段階でかなり詳しい情報をもっていた。というのは田中美里さんらによる日本語の吹き替え作業はわが社で担当していて、その部署から冬ソナ情報をTさんはしっかり得ていたのだった。それほど冬ソナが気に入っていたのだ。 私の相談にすぐ応じてくれ、Tさんは他の重役も説得して歓迎パーティを開く段取りをつけてくれたのだ。そればかりか、ドラマ冬のソナタの見所を私にいろいろレクチャーしてくれたのだ。それが特番に役立ったのは言うまでもない。 今回のソ・ドヨン氏と監督の来日に際してウェルカムパーティを設定して根回ししてくれたのもTさんである。彼女は昨年の末から「春のワルツ」関連事業のプロジェクト事務局としてすべてお膳立てしてくれているのだ。これからも、イベントが続くが彼女は綿密なスケジュールを立てて、私たち担当者をバックアップしてくれている。 彼女の情報の早さ的確さのエピソードを一つ。 春のワルツのハイライト、ハート海岸。これが番組の魅力になるだろうということは昨年の夏段階で把握していて、私にいち早く教えてくれた。韓国でもまだ放送されていない段階でだ。どうやって得ているのか分らないが、とにかくユンさんの情報は私よりも早い。 でもTさんはっしてでしゃばらず、裏方に徹している。ウェルカムパーティのときも、何もやっていない人が偉そうな顔をするなか、受付でせっせとクロークに徹していた。 宴途中で、ソ・ドヨンさんを私は彼女の前まで連れて行き、「この人があなたを私に推薦してくれた人です」と伝えると、彼は「アリガトウゴジェイマス」とTさんの手をとって頭をさげた。Tさんは顔を真っ赤にして照れていた。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2007-03-22 07:55
| 冬のソナタの秘密
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