横浜中華街そして悪夢
渋谷から横浜中華街まで電車1本で行ける。東横線に横浜地下鉄が接続したからとても便利になったのだ。その電車に乗って、日曜日中華街へ行った。
「大人クラブ」のメンバー4人でひさしぶりの食べ歩きだ。最年少は私の59歳から長老の65歳までの男女4人。食い意地の張った人ばかりだ。
待ち合わせは関帝廟で4時。1月とは思えない陽気で中華街のメインストリートをぶらぶら歩いた。最低2軒の店ははしごしようと、中華レストランを探す。
最初は頂好飯店。1品ずつオーダーして様子を見ようと考えていたが、予想以上においしいのでつい老酒までとって長居となる。豚肉野菜炒めのレタス包みがめっぽうおいしかった。
もう一軒、海南飯店でもやしつゆそばを食して渋谷に戻る。
渋谷駅前、東急プラザ裏のショットバーでカクテル2杯飲む。名前を失念したが、キューバのカクテルでメヒースだったかメキ―スというのを飲む。ロンググラスの下部にハーブを入れその上にキューバラムを注いだもので香りがいい。これは3日前に赤坂プリンスのバーで辰巳琢郎くんから教えてもらったばかりのものだ。「くしいしんぼうバンザイ」という食の番組を長年やっただけに、辰巳くんは美味しいものをよく知っている。
そして10時過ぎ、目黒に戻り早々と寝る。
ところが昨夜は悪夢に次ぐ悪夢を見ることとなった。とにかく4回ほど目が覚めてトイレに行ったり水を飲んだりということになった。夢魔が襲ってくるのだ。何度、目覚めて再寝(またね)をしても同じ夢が続く。
詳細は忘れたが、私が死刑執行を待つ身となっている。処刑法は2種類あって、そのうちのひとつが窒息ということになっている。閉所恐怖症の私は閉じ込められたり窒息させられたりするのが一番怖い。そこから逃れたい、そんな思いをするぐらいなら自ら命を絶とうと、自分で処断する方法を必死で探し回っているが見つからない、という夢だ。
結局、探し回るだけで結論がないまま朝をむかえた。気がつくと喉がカラカラだった。なんで、こんな夢をみたのか思い返すに、昨夜、ショットバーで不眠症のつらさを聞かされたからだろうか。その人は眠れない苦しみを語ったが、私なら閉所恐怖だと自分の身に置き換えたことによるのだろうか。とにかく、朝の光がさしこんできたのを見たときほっとした。
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