冬の京都
昨日とうって変わって寒い日となった。これから家を出て品川に向かい、新幹線で京都に出る。
明日から、京大時計台の記念館で大伴昌司展が開かれるので、その搬入準備を確認し、明日のオープンに立ち会うためだ。
冬の京都というのは最近人気だ。かつては盆地特有の底冷えするということで敬遠されたのだが、近年は温暖化もあってそれほど厳しくないことや、冬の食べ物が実は美味しいということが知られ、観光客が少ない冬場に人気が集まり始めたらしい。
先日放送された、ゆるなびの「冬の京都」特集はふだんより3ポイントほど視聴率もよかったと聞く。
週初めの、朝のワイドショーをざっとチェックする。保険金殺人、ゴミ屋敷男の非行、大臣の不適切発言、崖っぷち犬、不二家問題、あるある大事典の余罪など、どれも3面記事クラスの話ばかりだ。統一地方選や米のイラク増派、異常気象など、大きな「危機」はすっぽり落ちている。なんだか、日本列島全体ほわーっとした気分の中にあるのかな。
ま、他人のことは言えない。年をとって回りが病気だ葬式だという話が続くと、重い話はつい敬遠してしまう。昨夜だって、ビデオで「ノッティングヒルの恋人」を見て、藤沢周平の『海坂藩』を読みふけってしまった。さあ、冬の京都で何か美味しいものでも食べて来ようかな。
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