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コンコルドと一揆

コンコルドと一揆

明け方、音速ジェット機でとぶ夢を見た。コンコルドに乗って私は西洋に出かけた。行きはしっかり覚えていない。
が帰路はよく覚えている。ハワイのようなところからシンガポールに向けて、日本から見れば右に向かって飛んだ。それから機首を北に向けて日本をめざす。
その最後のルートが鮮明だった。とにかく早いのだが途中で反転する。頭に海が来て足に空がある。ぎょっとする。失速するのではと恐れると案の定このジェットが減速し着陸態勢のようなふりをした。思うやジェットの天地はもどり、まもなく日本へ到着。所要時間はわずか40分。地球はずいぶん狭くなったと思う。
普通の飛行機と違って、飛行機が停止するとすぐ乗客はベルトを外しててんでバラバラに降りてゆく。じっとしていると危ないといわんばかりに、ジェットから離れていくのだ。マナーが悪いなあと思っているうちに目が覚めた。

別にこの夢に意味があると思わないが、珍しく起床しても覚えていたのでここに記した。
昨夜、映画「郡上一揆」を最後まで見た。緒方直人主演で岐阜県が協力して作られた、「良心映画」だ。配役は他に山本圭、永島敏行、加藤剛といった面々。
郡上八幡の盆踊りは今ではよく知られているが、そもそもこれは一揆の悲劇を偲んで作られたものと、どこかで読んだことがあった。郡上踊り・白鳥踊りの時に「宝暦義民伝」としてが踊られているそうだ。その故事を映像化したのがこの映画だ。

この映画を目にしたのは、べつに封建時代の苛斂誅求の百姓の暮らしを見たいと思っていたわけではない。農民の反抗に正義をたしかめたいと見たわけでもない。ただ、一揆の生態というものを知りたいという好奇心だけだ。講談社の「日本の歴史」のなかで、一揆を描いたある絵を見て以来、その群像が目に焼きついている。

映画はよく健闘していたが、どこか説教くさく出来がいいとは思えなかった。よく似た農民の生態を描いているのだが、黒沢明の「七人の侍」のような生き生きしたところがないのだ。かといって、脚本にそれほど不備があるわけでもないし、役者の演技もがんばっているのだが、映画としての魅力がない。こういう違いというのは何に由来するのか。

ひとつだけ面白いことを知った。百姓を代表して訴えをした者というのは、大明神として村人から神様扱いされるということだ。そういえば、国定大明神といって国定忠治をまつっていたことを思い出した。
私が興味があったのは、お上に百姓が訴える訴状に署名をする、傘連判状だ。署名を順番に書くと、首謀者が特定されるので円状に書いたという。それも「日本の歴史」で知ったのだが、この映画でもきちんと描かれていた。ただ、詳しい説明もないので知る人ぞ知るといったところだが。
コンコルドと一揆_c0048132_11274628.jpg


しっかりと覚えていないが、ヨーロッパの日本紹介の文章に不思議なことが書かれてあることを思い出した。
日本列島の中ほどの山間部には、他の日本民族と異なるものがいて、彼らは知性的で手先が異常に器用だというのだ。「飛騨の匠」に代表される人々をさしている。この説を聞いたとき突拍子もないことと驚いたが、でもじっくり考えるとまんざら変でもないと思ったりもした。この映画の舞台郡上もその飛騨の一画だ。一揆に立ち上がった百姓らは、どこかみな自己犠牲的で知性にあふれているように見えた。

日本が単一民族だということは虚妄であるというのは戦後しだいに明らかになってきた。沖縄しかり、アイヌがしかり。高度成長によって住民がかなり移動したので、地域特定化は難しくなったが、かつてそういう民族・文化で地域を形成していたかもしれないと感じるのだ。私の学んだ金沢の大学には高山から来た学友が何人もいた。今考えると、北陸の頑迷さに比べて闊達なものが多かったかなと思う。私のそのころのたった一人の友人も高山出身で、現在中学校の校長先生をしていて、たしかそろそろ定年をむかえるはずだが。

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by yamato-y | 2006-12-28 08:45 | 登羊亭日乗 | Comments(0)
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