定年再出発 |
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マイ・フェバリット・ソング「夢であいましょう」
私のふるさとの町ではテレビは3局しか映らなかった。NHKと民放2局だ。だから有名な「光子の窓」は見たことがない。「トッポジージョ」も番組そのものは知らず、CMであの有名なネズミ人形を目にしただけだ。だから6つもチャンネルがある都会が羨ましかった。 そんななかで、NHKにしてはクダケた、若者に向けた音楽バラエティが土曜の深夜に出来たのはうれしかった。「夢であいましょう」である。昭和36年から始まった。中学1年のときだ。5年続いた。ちょうど受験の時期と重なり、テレビはなかなか見せてもらえない状況があったがこの番組だけは見ることに恵まれた。土曜の夜10時になると、家族は皆床につき寝入ったのだ。あの頃は10時でも深夜だった。こっそり私だけがテレビの前に陣取って音をしぼって見ることができた。部屋の明かりを消して、「今月の歌」を聞くときはうっとりした。 この番組では歌手がコントをやったりコメディアンが歌を歌ったりした。出演者がみな魅力的だった。黒柳徹子、EHエリック、三木のり平、渥美清。歌手でいえば、坂本九、田辺靖雄、九重佑三子、坂本スミ子、デュークエイセス。 ♪夢であいましょうと主題歌を歌ったのは坂本スミ子だった。ここから、あの「上を向いて歩こう」や「遠くへ行きたい」「こんにちはあかちゃん」などの名曲がいっぱい生まれた。ご存知、永六輔と中村八大の作詞作曲コンビだ。 ここには3つマイ・フェバリット・ソングがある。全部紹介したい。 最初は「いつもの小道で」田辺靖雄、九重佑三子のデュエットだ。37年に放送された。 ♪いつもの小道で 目と目があった いつものように 目と目をそらせた 通りすぎるだけの 二人のデート いつもの小道で 手と手が触れた いつものように 手と手は離れた 通りすぎるだけの 二人のデート いつかあいさつしよう そして名前をきこう お茶を飲んで 映画に誘おう 星の降る夜に 散歩しよう いつもの小道で 目と目があった その日はなぜか 涙ぐんでいた その日限りだった 二人のデート 二人のデート 歌に物語があってよかった。この続編みたいな作品が「ウェディングドレス」になるかな。デュオの一人九重佑三子が、38年に歌った。 ♪誰が着るんだろう あのウェディング・ドレス 誰を飾るんだろう このウェディン・ベール バラ色の夢はラララ 嫁ぐ日の晴姿 私待っているの あなたのプロポーズ 私答えるでしょう 小さな声で「いいわ」 バラ色の夢はラララ 純白のウェディング・ドレス 待ちわびた 嫁ぐ日 行ってきますパパママ さようなら 私のお部屋 お世話になりました 誰が着たんだろう このウェディング・ドレス 誰を飾ったろう このウェディン・ベール 貸衣装でもいいのよ 幸せな私達 私借りました このウェディング・ドレス 私誓います この永遠の愛 借りたのはドレスだけ 私はあなたのもの ![]() ショーウインドーの前で歌う九重がとても可愛かった。 この娘を見守るような歌「娘よ」を、翌39年に益田喜頓が歌った。しみじみと歌うのであった。 ♪娘よ話してやろう パパとママと はじめてくちづけした 日のことを 夏休みの キャンプの夜だ ホタル狩りには まず目を閉じて 静かにあけろと 教えておいて キスしちゃった 娘よ話してやろう パパとママと はじめてケンカした 日のことを 結婚して 7年たって パパは逢ったのさ 初恋の人に 二人で子供の自慢しあって ママのやきもちさ 娘よ話してやろう パパとママと はじめて二人で泣いた日のことを おとといの お昼すぎだ 素敵な若者が お前を欲しいと 申しこんだぞ お前の恋人だ あとで泣けてきた 娘よ おめでとう パパもママも あの野郎がとても好きになったよ あん畜生が この39年ぐらいからビートルズが話題になりはじめていたが、いっこうに私は気が向かない。土曜の深夜に「夢あい」を見ながら、『愛と死を見つめて』を読んで感動し、「ああ上野駅」を鼻歌で歌いながら、マヒナスターズの「お座敷小唄」に手拍子をとっていた。お気楽な田舎の高校生だった。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2006-12-17 23:55
| マイ・フェボリット・ソング
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