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あしたのジョーの、あの時代

あしたのジョーの、あの時代

期するところがあって、「あしたのジョーの、あの時代」というタイトルで、これからしばらく書いていきたい。

「考える人」という雑誌で、佐藤卓巳の「日本的世論の系譜学」という連載エッセーで面白い話をみつけた。第6回、全共闘的世論のゆくえ、という2006年秋号の記事だ。

ご他聞にもれず、2007年問題から始まっている。団塊の世代(1947~49年生まれ)の定年退職によって引き起こされる社会変動である。その数800万の大量退職は社会問題と化した。その世代の一人である私は2年早く定年をむかえた。やや時代とずれたことになる。この世代は生まれたときからベビーブーマーとして注目され、テレビっ子、受験戦争と何かにつけ世の中に話題を提供してきた。最後が大量退職ということになる。その中でも最大の事件は全共闘による大学闘争ではなかったかと、佐藤はみている。彼はこのエッセーでは東大全共闘を取り上げて分析している。

東大闘争、その闘いの流れ――
1967年、第一次羽田闘争。このとき京大生山崎博昭が死んだ。闘いはこのときから始まった。終わりは、1969年1月19日、東大安田講堂陥落だ。 
この時代は若者が一斉に蜂起したと思われるが、実はきわめて数としては少ないのだ。そのことを佐藤は数を掲げて証明している。
団塊世代800万人。20パーセントが短大を含む大学生だった。ということは8割が学生運動どころか大学とは関係なく、多くの同世代は高卒で集団就職で都会へ向かう時代であった。

さらに全共闘運動に関わった者はどれほどか、佐藤は試算する。ほとんどの大学の自治会は共産党系(代々木系)の民青指導のもとにあった。反代々木系の自治会は36.7パーセント。あるアンケートによれば、全共闘に関係したのは大学生の21パーセント。つまり世代全体のわずか4パーセントしか、実際には行動していないのだ。たった4パーセントが起こした反乱。それが、あの時代のイメージとなっている。

反体制を標榜しながら、全共闘運動は多分に半封建的守旧的愛国的な心情を全共闘は持っていたと、後に批判されるが、男女性差についてもそうだ。学歴においても腐臭が漂っていたのだ。その学生の心理を教育社会学者の竹内洋はシニカルにとらえている。全共闘の怒りとは、大学がエリート養成所から大衆的サラリーマン製造所に落ちぶれたことに対するものが内在していたというのだ。つまり、大学の価値下落に怒ったというのだ。竹内はこう書く。「教養主義という学歴貴族文化への『絶望的求愛』である。」

自己否定という、大学生の特権を否定することから全共闘運動があったと信じていた私などにとって、この説によってどっと冷水をかけられる気分だ。だが一方思い当たる節もある。20年家庭生活を営んできて、私の生き方はいまや家族から指弾の的となっている。
弱いものをいじめてはいけない、不正な権力と戦わなくてはならない、といつも言っていたくせに、家族の、特に子供に対して横暴ではないか。女性の権利を守るべきといいながら実際には反対の言動ばかりではないかと、追及されることが近年多くなった。

わが団塊世代、全共闘世代といわれる者らは、なんと引き裂かれた生き方をしてきたことか。その生き方のとば口に、あしたのジョーの時代があったのだ。その時代を少し見つめてみよう。

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by yamato-y | 2006-11-10 21:59 | あしたのジョーの、あの時代 | Comments(0)
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