民主リベラルの影響は
アメリカ中間選挙の結果がほぼ出た。共和党の敗北、民主党の躍進といったところだ。
あきらかに、ブッシュ共和のイラク政策に、アメリカ国民はノーと言ったのだ。
この流れを、日本の政権与党はどう見るのか。
もう一つ、北朝鮮はこれで自分らへの制裁措置が変わるというふうに見ているのだろうか。
さらに、後2年してブッシュが退陣すれば、現在の枠組みが変わる。そうなれば有利と、そこまでどうつなぐかということに腐心しているのだろうか。少なくとも内心「しめた」と考えているのだろうか。
糸がこんがらがってきた。韓国のノムヒョン政権もブッシュと同じレームダック化している。中国は胡体制になってから反日はやわらいでいるが、姿勢に大きな変化はない。だが北朝鮮に対しては厳しい。外交よりむしろ経済の急成長による矛盾暴発という内政破綻をもっとも恐れているようにみえるが、今のところ決め手になる政策が打ち出せない。
ロシアは最近地殻変動があったのだろうか。北の海での緊張が気になる。
日本は外交が大きなプロブレムになってきた。少なくとも小泉体制のままではこれからの2年はやっていけない。外交カードはさまざまあるだろう。プロパガンダもその一つかもしれない。だが、それに「放送」が関与するのはどうなのだろう。
ジャーナリズムとは何かということが問われている。放送法とて不磨の大典ではないが、そもそも“立党の精神”は権力との関係をどう保つかということから始まったはずだ。放送の基本は、自ら考え判断することだ。
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