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臨終の言葉

臨終の言葉

今朝の読売新聞に内田樹氏が積読も読書なりと書いていた。積んだ山が崩れて出てきた本を読むことも、その偶然がその人にとって意味あることというのだ。深い。

そのひそみにならって私も積んでおいた30年前の書籍を、ほこりを払って日がな一日読みふけった。大岡信の『永訣かくのごとき候』(弘文堂)という臨終の言葉を集めた本を手にした。

冒頭にマルセル・デュシャンの墓碑銘がある。「さりながら死ぬのはいつも他人」エスプリというのだろうか、フランス人というのは洒落っ気に富んでいる。自分が死ぬっていうときにこんなジョークを飛ばすのだから。みんな生きている。生きている間は、「死ぬのはいつも他人」ということだ。

日本ではあまり墓碑銘は彫らないが、辞世の句というのは残してきた。赤穂浪士の大高源吾というのは私の好きな侍だ。酒好きで文章家の源吾。あの討ち入りの前日兄のところを訪ねたが生憎留守で、とっくりに兄の着物を掛けて別れを告げたというエピソードがある人物だ。

その彼が帰り道に橋の上で俳句の宗匠宝井其角にあった。其角が「歳末や」と水を向けたら、源吾が「あした待たるる宝舟」と応じたというではないか。嘘かどうか知らないが粋だなあ。
おっと忘れていた。その大高源吾が討ち入りに成功して、切腹を命じられたときに詠んだ句。これは本物だ。
 梅でのむ茶屋もあるべし死出の山

死出の山とは三途の川を渡ったところにある山。あの世へ旅立ったらそこの茶店で一杯やるかという意味。この磊落さが兄との別れや其角との別れの挿話を生み出したのであろう。

他にも面白い辞世の句がある。あの葛飾北斎は死ぬ間際まで人をくっている。
ひと魂(だま)でゆく気散じや夏の原

幽霊になった自分を夢想しているのだ。江戸時代の人とは死ぬことにずいぶん潔い。明治も初めの頃はその気分は残っていた。尾崎紅葉の辞世の句だ。
死なば秋 露のひぬ間ぞ 面白き
大岡は、「露のごとき命の、そのはかなさもまた面白し」という心境ではないか、と見ていた。
昨夜、映画「阿部一族」を観たせいであろうか。死に際ということが気になった。

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by yamato-y | 2006-11-05 19:22 | 登羊亭日乗 | Comments(0)
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