定年再出発 |
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神戸 懐かしのジャズ喫茶
1971年から74年まで神戸に住んだことがある。最初は阪神の住吉で、次に芦屋のうちでの浜に住んだ。その2年間は、休日はいつも一人だった。理由あって誰とも会いたくなかった。 日曜日の午後はいつも三宮に出かけた。三宮センター街の2軒の古書店をはしごして、それから元町へ出かけた。サンセット通りとトアロードとの角の地下1階にあった「さりげなく」というジャズ喫茶へよく行ったものだ。当時の神戸のジャズ喫茶事情としては、「にいにい」・「ピサ」・「さりげなく」・「トリオ」の4軒が代表格であった。 「さりげなく」の階段を降りてゆくと、熱いジャズが流れていた。当時、ジョン・コルトレーンがはやっていた。ビル・エバンスも人気があった。まるで修行僧のような顔つきで、客たちは聴いていた。話をする客がいると、静かにと注意されることもあった。見方によれば窮屈かもしれないが、誰とも口をききたくない私には都合よかった。でも、分かりやすいチック・コリアやウェイン・ショーターの「ウェザーリポート」などが本当は好きだった。 西宮北口にアウト・プットという店は、当時としては最高級のオーディオ装置を備えていると「スィングジャーナル」で知って、数回通うこともあった。ジャズをポカーンと聴いているのがとても心地よかった。 神戸のこれらの店はあの震災の後どうなったか知らない。たぶんなくなったのだろう。私自身、モダンジャズはこの20年ジャズ喫茶で聴いたことがないから、消息も知らない。 勤め先の大阪では難波と梅田にあったバンビへ行ったものだ。ここでは話をする人もいた。気楽な店だった。 京都にはしあんくれーるというジャズ喫茶があった。70年代の終わりに「二十歳の原点」というベストセラーが出た。学生運動で倒れた、立命館大学の高野悦子さんの手記だ。 私より1つ下の世代に人気があった。弟が一生懸命読んでいたので、私も拾い読みしたことがある。彼女がよく通ったのが、立命館に近いところにあった、「しあんくれーる」であった。今はない。 村上春樹は神戸のジャズ喫茶で神戸高校時代過ごしたと聞く。彼が大学を終えた後営んだというジャズバーに行ってみたかったな。きっと、神戸の匂いがしたに違いない。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2006-11-04 00:44
| 30年の自画像
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Comments(6)
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by
monsieur-meuniere at 2006-11-04 02:28
yamato-yさんよりも、4歳年下のうちの母親は、当時、京都にある女子大に通っており、その「しあんくれーる」という喫茶店からすぐの寮に住んでいたとのことです。行ったことあるの?と聞いたら、「普通の喫茶店だったわよ」とのことです。
僕も以前、二十歳の原点は読んだことはあるんですが、こんな生真面目な大学生って、今、あんまりいないんじゃないか、と思いました。いつも「勉強しなきゃ。がんばらなきゃ。自分の政治的ポジションを明確にしなきゃ。理論と行動を一致させなきゃ…」というように書いていて、読んでいて息苦しくなりました。「そんなに自分を追い詰めて、がんばらなくてもいいのに…」というのが正直な感想でした。 時々、60年代、70年代ってどんな空気だったんだろう?と想像することがあります。2000年代に青春を生きるものにとっては、その時代に対して、ある種の気恥ずかしさと、ワクワクするような、あこがれの入り混じった感情を抱きます。
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beret-west
at 2007-07-14 14:45
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あのころの店とは違っているかもしれませんが、「さりげなく」はここにあります。機会があれば、また、立ち寄ってください。
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at 2007-09-30 00:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
at 2007-09-30 00:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
さりげなく
at 2010-09-12 01:33
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いまもあの『さりげなく』は健在です。今は北野坂にあります。むかしの仲間に逢えるかも。
きょう、思い出の場所へ行って『さりげなく』が無かったことに落胆してたんだけど、北野坂で再開したんですね。
にいにい、バンビ、懐かしいです 。
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