ナレ録り
本日、午後に赤坂のスタジオでナレーションを録音する。
14日放送予定のETV特集「椎名誠の絵本を旅する」の語りで、高橋美鈴アナが担当してくれる。
私は初めて付き合う人なので、その力量を把握していないのだが、制作プロダクション側がぜひ起用したいということで、依頼したのだ。
たしかに、近年同じナレーターとばかり仕事をしてきていた。新しい人材に目を向けることが少なかったが、こういう機会に挑戦することも大事ではないかと考えた。
ナレーションというのは大変な技術と”体力”がいる。50分の番組で100ほどの文章を読むことになる。90分サイズであれば、200近いであろう。これを最後まで気力を衰えさせずに読みきるというのは相当の能力(ちから)を要求されるのだ。
ナレーション台本は先週末にメールで届いていたから、おおよその把握はしてある。ベテランのディレクターなのでおおむね原稿は出来ていて、現場での改編作業はそれほどないであろう。
この準備で朝ノートをまとめながらテレビをつけると、北朝鮮の核実験について各局あわただしく報道していた。そのなかで気になったことがある。7月に北朝鮮で水害がおきて食料が大きく減産したというのだ。ということは、今年の冬は最悪の飢餓状態にあの国の人たちが陥るのか。
こういう状態で核実験に踏み込むというのは、まさにジョンイル体制は瀬戸際にあるのだろうか。
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