冬のソナタ・ザミュージカル
昨夜、冬のソナタ・ザミュージカルが新宿コマ劇場で公演された。
6時過ぎ、歌舞伎町の会場の前まで行くと、たいへんな人だかりだった。
この公演にやってきたソナチアンと知って驚くやら喜ぶやら。この会場のキャパはどれぐらいが知らないが2000以上の席が満杯だった。ファンたちはまだあの感動を忘れておらず、それどころか感動を待っていたのだ。
会場には見知った顔がいくつもあった。ユンズカラーのパク社長やチョ室長と挨拶を交わした。
わたしの会社のTさんもいっしょだった。彼女は最初からのソナチアンで、NHKホールで開いた「フィナーレ」制作のときでもわたしのチームをサポートしてくれた人物。今日から始まる「春のワルツ」の特集事務局の事務局長のような存在だ。見巧者で、これまでもいくつかアドバイスをしてもらっている。はたして、このミュージカルの評価はどうだろうか。
札幌公演を2度私は見ている。あのときは、演出にはユン監督はほとんど関わることができなかった。ちょうど、「春のワルツ」の撮影の真っ最中だったのだ。ミュージカル専門の演出家が”代理”で行ったのだが、今回は大幅にユンさんが手をいれたと聞いている。その進化におおいに期待した。
芝居は札幌同様1部2部と分かれている。1部は芝居が華やかになった。天国の芝居が減って、見やすくなったと思う。
2部で、評価が分かれた。Tさんは1部よりずっとテンポがあって見やすい。この調子を1部でも作ってほしいという感想。私はといえば、物足りない。盛り上がりをもっと高めるべき。そのためにはチュンサン、ユジンの危機をもっと強調すべき、と感じたのだ。
私もTさんも、おなじみの冬ソナの歌をもっと聴きたいという気持ちは同じだった。少ないからこそ、ラストの「マイ・メモリー」が絶唱になっているのかもしれないのだが。そのあたりの按配は難しいところだ。
後で、アミューズのミュージカル担当重役に聞くと、前よりずいぶんよくなったという評価であった。会場のソナチアンの顔はみな満足げであった。
終演後、ロビーでパーティが開かれ、関係者およそ300人が集まった。ダブルキャストのメンバーも勢ぞろいして、壇上に並んだ。みなほっとした顔をしていた。この初日をむかえるにあたり相当の練習を積み、コマという大舞台でかなりの緊張をしいられたようだ。乾杯のワインをおいしそうに飲んでいた。
監督は取材の対応で、会場には姿を見せなかった。
チョさんと会って、いくつか感想を述べると、もっと詳しく話しを聞きたいということで、本日午後3時に会うこととした。
そして、本日夜、いよいよ「春のワルツ」が始まる。
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