定年再出発 |
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![]() 若い友人から忠告されたことがある。ブログにコメントがついても、なかなか返事しないですね、もう少し応えたほうがいいと思いますがと。 分かっているのだが、返事をするとそのやりとりが当事者以外にも知れる。そこが恥ずかしい。 コメントを届けるほうは作者だけが見える状態で送付できるが、返事はそういうわけにはいかないから、そこで躊躇して立ち止まってしまうのだ。ひょっとすると、うまいやり方があるかもしれないが当方とにかくパソコンを使いこなせない。 それでも、久しぶりにご返事しようと思う。2つコメントをいただいたから、ブログ本編で応えたいと思う。 1つは大伴昌司のことだ。 大伴は怪獣を作ったのでない。デザインしたのは彫刻家でもあった成田亨氏で、実際に設定したのは脚本家の金城哲夫氏らだという、怪人バルバリ博士から指摘を受けた。 それは、私も承知している。彼が怪獣のオリジンを作り上げたということを主張するつもりはない。そうではなく、怪獣というテキストに「物語」を付加したのが大伴だと言いたい。鉄腕アトムを作った天馬博士ではなく、アトムの庇護者となり、終始彼を励ました御茶ノ水博士の位置に大伴昌司はある。その意味として怪獣博士の称号を与えたいと、私は考えている。 こんな話を編集者から聞いた。大伴晩年のことだ。あらためて怪獣の事典を作ろうと、その編集者は円谷プロのスタッフと、実際にウルトラマンなどのフィルムにあたって怪獣の大きさを計測した。その結果は大伴の設定と微妙に違っていたと報告したところ、大伴はいろをなして怒ったという。大伴の怪獣の設定はそういう物理的法則に依拠していなかったのだ。ドラマのなかで織りなされるエピソードなどを集約して構築していた。だから、大伴怪獣図鑑を読めば、怪獣同士が闘った場合いずれが勝利をおさめるかが分かるような設定が網羅されている。彼は身長、体重だけを決めるだけでなく、ときには「血液型」や「誕生星座」すら設定把握していたのだ。図鑑には血液型などはない。大伴メモで見つけたのだ。はじめて見たとき、その“妄想”に私はあきれた。こういう“妄想”を、私は高く評価したい。 先日、このブログでも書いたが、大伴の功績はこういう陰設定にあるのでないかしらむ。 2つめのコメントは、植木等さんに関することだ。ドイツからのお便りだ。 植木さんの番組を制作したことに対して、身内の方からお礼のコメントをいただいた。嬉しい。有難い。半年かけてU山ディレクターと懸命に作った番組だ。こうして時間がたっても反響をいただくことも嬉しいし、まして植木さんのお身内からいただくとは、制作者として冥利である。でも驚いたなあ。こういう小さな記事ですら、遠く離れたドイツでも見ることができるなんて。 今、新幹線車中でこの記事を書いている。列車は三河安城を通過した。京都到着したらネットカフェでログインしよう。 京都へついたら本降りになっていた。写真は雨の河原町。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2006-09-13 12:25
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Comments(1)
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コメントに対する返答をありがとうございます。
大伴昌司氏に関する他の記事も読みました。山登さんが大伴氏の役割を誤解していない事を了解しました。 ただ、「Etv8 少年誌ブームを作った男」では大伴氏がウルトラマンの怪獣の設定を考えたと説明されましたが、その設定はウルトラマンの番組で説明されなかった部分を補完する形で作られたことを説明されなかったのが気になりました。 また、私のコメントした2005年9月5日の記事には 「ウルトラマンの中の怪獣たち-例えばバルタン星人、をデザインし創造した男だ。」 と書かれています。何も知らない人がこの記事だけを読んだら大伴氏がバルタン星人や他の怪獣を全てデザインをしたと勘違いすると思ったのです。 大変失礼しました。
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