断念した海水浴
本日は休みをとった。家で、大伴昌司シンポの準備をする。
朝から暑かったので、泳ごうと思って午後3時過ぎ大磯こゆるぎの浜へ行った。
海は荒れていた。台風が接近しているので波が高い。
泳ぐつもりで海パンのいでたちだった。セーフガードの若者が危ないから水際から離れてくださいと丁重に規制する。先週、50代の男性が波にさらわれて亡くなったので、厳重な警戒をしているのだ。
だが、沖にはサーファーがボードにつかまってドリフティングしている。あれはどうなのですかと訊ねると、彼らは自己責任で泳いでいるのですという答えだった。
実は、腹にかゆみがあったので塩水に漬けたいと思って海まで来た。このまま帰るのもシャクなので、腹ばいになって海水を浴びた。すっかり海パンは濡れた。
20分ほどで浜辺を離れ、山へもどった。
もみじ山、ツヴァイクの道を汗をかきながら登った。
途中、カタツムリや蝉の死骸が道に転がっている。そこへオサムシや蟻がたかっている。
夏の森では命の交換がせっせと行われていた。
三好達治の詩を思い出した。
土
蟻が
蝶の羽をひいて行く
ああ
ヨットのようだ
この詩はなぜ「土」という題が付いたのかな。
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