ハートのエースが出て来ない
昨夜、BSでキャンディーズ解散をやっていた。少しのつもりが最後まで見ることになった。
解散から20年以上になるのだな。ファッションや風俗はそれほど変化していないと思っていたが、いやあ、ずいぶん変わっていた。少年たちは今から見ると初々しい。それなりに子供っぽく目を輝かせていた。
ハートのエースが出て来ない、年下の男の子、微笑がえし、などずいぶんヒット曲があったんだ。かなり私も歌える。
ミキ、ラン、スーの3人組というのは大変だったろうなあ。すぐ2vs1になってしまうから。どうしても仲間はずれが出てしまう。
ステージの最後の挨拶を終えた後、ランとスーが抱き合い、遅れてミキが加わったのを見て、チーム事情がなんとなく分かった。ロケでもよくある。ディレクター、カメラマン、技術と3人で長期に取材していると、どうしてもぎくしゃくしてくる。そのとき、どういう組み合わせで「ツルム」かで、チームの雰囲気が変わるのだ。本当に人間関係というのは大変だ。
会場の後楽園スタジアムから周りのネオンサインが見える。いかにも70年代を表す広告ばかりだった。こういう風俗を最近するチェックするようになった。大伴昌司の映画作りのためだ。
さて、今「ぼくはヒロシマを知らなかった」の第2試写を終えてきた。予想以上にストーリーが流れていた。主人公の心の動きも自然だった。それなりに良いのだが、これといった「決め」がない。ハートのエースが出て来ないのだ。
ただいま3時半。これから吉祥寺に出かける。プロダクションの編集室に向かうのだ。途中、「黒木和雄」の伝記を読みながら行こう。雨は小降りになった。
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