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自由の墓碑銘

黒木和雄監督の死

昨年末にクランクインしていた、黒木監督「紙屋悦子の青春」。映画はクランクアップし編集も終わっていた。その映画作りの様子を取り込んだドキュメンタリーを、私はハイビジョン特集で制作していた最中であった。
映画の公開は8月で、その頃にあわせてオンエアーを考えていたから、わがドキュメンタリーはこれからが本格的な取材になると計画していた。その矢先、監督が急死した。

誰もが驚いた。長い友でもある土本典昭は「あっと言う間の旅立ちだった」と悼んだ。わがチームも何が起こったか、当初把握できないくらいだった。やっと、その混乱から立ち直り本日善後策を練った。
その結果、この番組は断念せざるをえないということに落ち着いた。ディレクターのダイシマさんとしては番組は難しいが、なんとか自主映画であれ黒木和雄の「紙屋悦子の青春」を世に伝えたいと考えているようだ。ともあれ、テレビの番組としては見通しがたたない。

映画の前評判は高い。原田知世、永瀬正敏がとてもいいという。先日行われたマスコミ向けの試写会も満員だったそうだ。秋に岩波ホールで3ヶ月にわたる上映には、たくさんの黒木ファンが駆けつけることだろう。

黒木さんは3年前に語った言葉がある。「小津安二郎の墓碑銘が『無』ならば、自分は『自由』と記したい」。黒木にふさわしい言葉だ。同志社に進学した黒木が師と仰いだのが岡村清一だ。後に京都精華大学の初代学長になった人物で、戦後著した岩波新書「自由の問題」はベストセラーとなっている。学生運動に走った黒木を最後まで支えたこのリベラリストから黒木は大きな目に見えない薫陶をうけたであろうことは想像に難くない。

以前から小津の「無」はなんだか道学者きどりで気になっていた。自由を離さないという黒木の決意にこそ共感する。その黒木が晩年、周囲に「近頃の日本は、私が育った時代の雰囲気に似てきた」と漏らしていたという。

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by yamato-y | 2006-04-17 17:52 | Comments(2)
Commented by nazo at 2006-04-18 11:31 x
感性のある方のブログとして拝見しております。
小津ファンの一人として、小津の「名誉」のためにコメントしたいと思います。
墓碑銘の「無」の文字は小津が生前から指定したものでもなく、また日ごろ「好きな言葉」として座右の銘にしていたわけでもありません。遺族(兄弟)が住職と相談した中で出てきた言葉だったと思います。映画監督としての体裁、気取りはあったとしても、道学者をきどることも、そのつもりもなかったと、小津の作品や研究者の著作から感じています。ひとつの意見として書き込ませていただきました。
Commented by pino_77 at 2006-05-03 10:23
はじめまして。
黒木和雄さんが「近頃の日本は、私が育った時代の雰囲気に似てきた」とおっしゃる内容を詳しく知りたいので、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。
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