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花狂い

桜のあやしさ
花狂い_c0048132_1223847.jpg



花といえば、日本では古来より桜となっている。早春に椿も桃も梅も咲くのだが、人の心に「花」と意識されるのはやはり桜になるのであろう。

花にまつわる大切な歌の数々。
街中にある桜は愛でられることは当然だが、山中にある桜とは誰が見るのだろう。見られることも思わずに咲く桜。ひとしお、美しさが目にしみる。本居宣長も山桜を好んだという。その山桜にしても、荒れた古城とか廃屋の陰に咲いていれば「ものすごきこと」もさらに深まる。
さざ浪や志賀の都はあれにしを昔ながらの山桜かな
この歌の作者が源氏に追われて落ちていった平忠度と知れば、興趣は深い。

春の夕暮れというのは物憂い。能の「道成寺」にこんな台詞がある。
春の夕暮れ来てみれば、入相の鐘に花ぞ散りける、花ぞ散りける
小学唱歌に出てきそうな風景だ。

桜といえば西行。
あくがるる心はさても山桜ちりなんのちや身にかへるべき
あくがるとは、心が体から離れてさまよい出ること。たとえば、和泉式部はこんな歌を詠んでいる。
もの思へば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂(たま)かとぞみる
つまり、桜に心が狂いからだより抜け出てしまった。花が散った後は浮遊する心は元へもどれ、と西行は詠んでいる。それほど桜は人の心を奪うのか――。余談だが、私は長い間あくがれはあこがれの古語と思っていた。実際、あこがれとは私から他者に向かうのだから満更間違っているとは思えはしないのだが。

現代の歌人でもものすごき歌を詠んでいる。
眼老いものみえがたき春の日にさくらのはなの零(ふ)るしたをゆく
上田三四治の短歌だ。老眼が進み、視力が落ちてきた年齢となって分かる境地であった。零落の零をふると読むことを上田から教えてもらった。桜にふさわしい用法だ。

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聖ステパノ学園の桜
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駅そばの土手にも桜
by yamato-y | 2006-03-28 08:58 | Comments(0)
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