ウルトラ星に去った人⑫
今朝8時過ぎ帰宅した。とにかく仮眠をと思って横になったが9時半に電話がなった。
本日、大伴邸に制作スタッフ4人で訪ねることになっていて、そのうちの一人からである。待ち合わせた時間は何時かという問い合わせだ。たしか五反田の池上線ホームに10時半と思ったが、私は半分徹夜なので遅れていくから、残り3人で先に行ってくれと伝言する。
仮眠が中断したが眠い。せめて2時間寝ようと思って床についたら11時に、待ち合わせができないとさきほどの人物から連絡が入る。やむをえず五反田へすぐ行くからと伝えた。
五反田へ向かう途中でばらばらだったメンバーが合流ができそうだという連絡が入る。といっても私も家を出たからこのまま池上まで行くことにする。電車に乗ったら池上線ののんびり車両でついうとうとしそうになる。眠い。そこで、パソコンを取り出して、この記事を打っている。
今朝の試写が始まったのは明け方5時だった。なにせ番組の「尺」が90分ある。まともに終わっても6時半。それから仕上がったビデオテープの納品の打ち合わせなどしていたら7時近くになった。このあと、池上の大伴邸の予備調査がある。母上とのパイプは私だから立ち会わないわけにはいかない。ひさしぶりの半徹続きでいささかグロッキー気味だ。
11時20分、大伴邸に到着。天気がいいので怪獣館を撮影。手前の青いタイルの門が怪獣館、後方の平屋が母のアイさんが住む母屋だ。でも外から見る限りどう見ても別の家同士に見える。内部でつながっているとは想像つかない。5年ほど通っていても少年マガジン編集長内田勝氏は気がつかなかったほどだ。
およそ1時間、アイさんの昔話を伺い、怪獣館のブツの検索、確認を行った。大伴さんは調べれば調べるほど面白い。同行したスタッフも氏の奇人ぶりかつその才能に驚いていた。
アイさんの証言によれば、手塚治虫の虫プロダクションに誘われていたということだ。SF作家クラブで知って、手塚も大伴の才能におおいに関心をもったのだ。その頃虫プロダクションは7億円の借金をかかえていたので、この勧誘もいつのまにか立ち消えになってしまった。
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