忙中に記述あり
今日は千客万来。そして放送日が近づき、新聞のラジオテレビ欄ようの原稿、明日のナレーションの原稿、とやるべきことが次々におこってくる。加えて、3年前制作したヨシキの特集を4月に再放送したいと、事務局から連絡が入った。さっそくヨシキサイドに連絡をとらなくてはならない。それやこれや目が回るほど多忙だ。その合間を縫ってこれを記述する。
むしろ時間がないから意識が集中する。
実は、素敵なものを発見したのだ。大伴昌司の遺品の一つだ。手塚治虫の原画である。
二人はSF作家クラブを通して交友があった。2度ほど手塚は大伴家を訪問している。その折、大伴のために描いたのが掲載の一こま漫画だ。
SF好きの大伴にふさわしい、未来の料理の図だ。21世紀になれば調理もすべて機械が行い、かつ美味なものを作ることになるだろうという、手塚らしい絵だ。短冊がついていて「独身者用」とある。怪獣館に一人暮らしている大伴を、手塚も長く天涯孤独だと思っていたのだ。
大伴-手塚、今から思えばすごい組み合わせだ。ある意味で、もう一つの「ときわ荘」であった。
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