久世さんのお通夜
さきほど久世光彦さんのお通夜に行ってきた。
護国寺で行われた葬儀は近来になく盛大なものであった。あ、語弊があるか。私が体験したなかで、と訂正しておく。
弔問の列は4列で500メートルは超えていた。報道陣も押しかけていてフラッシュがバンバン焚かれていた。私が見ただけで西城秀樹、小林亜星、かまやつひろし、阿久悠、松原千恵子、実相寺昭雄、その他画面で見る人がたくさんいた。不思議なかんじがした。
ワイドショーなどで見かける光景の中に自分が入っていることに。
久世さんの葬式写真はタバコを手にした格好いいものだ。祭壇も白菊一色で好もしいものがあった。不謹慎だが、涙する女性を数人目にして久世さんて人気があったのだなと思った。
参列に30分ほどかかった。弔問を終えると7時10分だった。地下鉄護国寺から新宿まで20分で行けるかな。ためしに走ってみた。池袋で乗り換え新宿へ。そこから新しいホームまで走りこんだら7時半の湘南ライナーに乗車できた。
そして、今車内でこの記事を書いている。
実は今日から新しいパソコンにした。小型で持ち運びできるタイプだ。さらにカバンも収納可能なものにした。これを使えばノートに下書きをするなんてことはせずにブログ記事を作成できる。
久世さんは急死だったから未完のテーマがいくつか残ったようだ。「東京タワー」はまもなくクランクインの予定だったのだ。これは代役が遺志を継いでやることになっているそうだ。では、文章のジャンルはどうなるのかな。いつか、向田さんの秘めた恋を二人で書いて見ましょうと約束したことも宙に浮いてしまった。
私の手元には恋文とパートナーの手帳のそれぞれのコピーが今もある。
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フラッシュの波。