映画「明日の記憶」

出社したら、『明日の記憶』を貸してくれたプロデューサーがいたので、読後の感想を伝えた。ドス-ンと衝撃を受けたよ、他人事じゃないねと、話した。
するとその作品は最近映画化されたのを知っているかと、プロデューサーが言う。
えっ、やはり・・
原作は2005年「本屋大賞」の2位となり評判をとった。さっそく、「トリック」の堤幸彦監督が手をあげた。
そして出来上がり、隣りのプロデューサーは試写会に先日行ってきたそうだ。感想はと聞くと、淡々としていたがいい出来だったとのこと。ただし、あの呆けの周辺にある臭いがないんだよねと残念がる。映画だから当然臭いはない。が、身内に認知症をかかえた経験がある彼としては、映像は美しすぎるという実感をもったそうだ。
主演は渡辺謙そして樋口可南子。渡辺の初主演作品だ。5月ぐらいに公開の予定だそうだが早く見てみたい。
今、友人からブログを見ての感想があった。
「若年性アルツハイマーや痴呆症(認知症)と物忘れは違う。人の名前を忘れやすくなったのは、病気ではなく人への興味が薄くなっているからだ。やたらと自分を病気にしない。」
と、たしなめられた。なるほど。
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