シスカのお見舞い
1昨日、シスカのお見舞いに行ってよかった。駒込病院の巨大な病棟に入るときは気が重かったが、数時間後帰るときは少し心も晴れた。
8階の個室のドアを恐る恐る開けたら、カズオミが窓際に座りシスカはベッドにおきていた。
話を始めたら、制癌剤が効いていてこの週末には実家に帰れるほど体調は悪くないと、シスカが言った。さすがに外観はやつれていたが口調は明るい。
ついつい昔の友達の消息をアーダコーダと語り合っていたら、2時間半も話し込むことになった。「身体はきつくないか」と気遣ったら「大丈夫よ。むしろ、楽しい話を聞かせてもらって気分もいい」と引き止められたほどだ。
遅れて、息子もやってきた。幼いときしか知らないが今ではいい若者になっていた。彼が病の両親を支えているのだ。私たち3人の昔話を黙って聞いていた。
よかった。ひとまずシスカの当面の危機は回避したようだ。カズオミも癌で胃と肝臓を摘出したというが声も張りがある。そろって二人は今年も春をむかえることができるだろう。
また来るよと言い残して、病室を出た。
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