洋さんへ
今夜、洋さんからコメントをもらった。嬉しかったなあ。
洋さんとの関係は不思議なものがある。職場も違えばすむところも違う。まったく接点のない関係なのだ。
たまたま、洋さんの義姉と私が同じ仕事だった。その関係でその人の山梨の山荘にあって、行ってそこで出会った。
洋さんは美大の先生。彫刻家だ。山梨の山荘にもアトリエがあり、静かでエロスに満ちた洋さんの作品が多く
保管されていた。間近で彫刻というのを見たことがなかったので、そのアトリエは私にはすこぶる新鮮だった。
彫刻というのは、まさに存在というものがそこにある。もののはずだがそのアトリエではもの以上の気配を感じた。
この気配って何だろう。
洋さんと私は病友だ。同じ、脳出血を患っている。私はすっかり後遺症はなくなったが、洋さんはまだ少し不自由だ。
でも、発症したころから比べると、活動的でずっと明るく闊達になられた。
私たちは年に1度ないしは2年に一度会うぐらいだが、会えば楽しく去れば懐かしい人だ。
これは亡くなった料理研究家の阿部なをさんから聞いたが、年をとってからできた友達というのはありがたい存在です。
学校でもなく仕事でもなく、お互い世の中の見過ぎ世過ぎを知ったうえで、友情が生まれるなどというのはお金をだしてでも
願うありがたいものです。。そう語っていたことを思い出す。私にとっても洋さんと奥さんと出会えたことは本当によかった。
名古屋でこのブログを見ていただいた洋さん、これからよろしく。ただ、私は半匿名ですから、固有名詞で呼ばないでくださいね。
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