定年再出発 |
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神田川
![]() かつて江戸の町を縫うように神田川が流れていた。今は、ガードの下に眠るようにある。 今から、40年以上前、私の尊敬するKさんは、ぼんやりこの川を眺めていた。材木を引いて登って行くポンポン船がのんびり通った。 いいなあ、あういう人生もあるんだと、羨ましく思ったそうだ。 これを番組の題材にしようと、取材を始めた。つまり曳き船の船長を追おうと考えたのだ。 そして本番となり、船に乗り込み操船の模様を撮影することにした。水面に降りてたまげた。とてものんびりした状況ではなかったのだ。川のあちこちに林立する高速道路の柱、橋げた。長い連なる材木をそれに当てずに引っ張るため、運転室はてんてこ舞いだった。緊張の連続だった。 そうやって出来上がった番組も評判高かったのだが、その後に構想された企画が卓抜だった。このポンポン船に同乗して、Kさんは神田川を上流から下流まで数度往復する。そして東京湾の河口近くを走ったときだ。夢の島(注:ゴミ集積場)の岸に廃船の残骸が転がっていた。船長はあの船の使用できる部分があるとにらんだ。仕事を終えた後、その船を見に行き元の持主とかけあって交渉することにしたのだ。後日、船長はその船のエンジンだけ取り出して再利用する。その様子もカメラは一部始終を撮影した。 並のディレクターだったら話はここまで。ところがKさんはこの船の歴史を調べた。つまり船の戸籍からこの船の来歴を追ったのだ。 そして、大きな発見をする。打ち捨てられた廃船の2代前の名前はあの第5福竜丸だった。ビキニで被爆したあの、ラッキードラゴンだ。これが名作「廃船」が作られていくまでの伝説として、後に続く番組制作者たちに語り継がれていく。今、この船は夢の島に記念館が出来てそこに陳列されているが、Kさんの番組はその保存運動の発端となったのだ。 Kさんはその後もたくさんの名作を、ディレクターとしてプロデューサーとしてものしていった。晩年、ちょうどバブルの頃、私はKさんに江戸の町のあちこちにのみに連れて行ってもらった。酒の呑み方を教えてもらった。番組のことについてはほとんど会話していない。でも、側にいるだけでいろいろなことを学んだ。 Kさんは58歳で早世した。今から15年以上前のことだ。今日、私はKさんと同じ年をむかえた。 師の歳となりし馬齢や寒半ば 追:本日、写真家木村伊兵衛の取材で、竹橋のオフィスに田沼武能さんを訪ねた。待ち合わせまで時間があったのでそばを流れる神田川をひさしぶりに見に行った。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2006-01-19 14:48
| 登羊亭日乗
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Comments(2)
![]() ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
今、世間を騒がせている耐震偽装犯罪の姉歯建築士も創価学会員です。
そして、その尻拭いに税金を投入しようとしている北側国土交通大臣も創価学会員です。 創価学会の狂信者達は、どこまで身勝手なのでしょうか? 被害者の代表も創価学会員?という情報も読んだ覚えがあります。 創価学会の悪行もいい加減にして欲しいですね。 【参考ブログ】 創価大学出身政治家・北側国土交通大臣が公金を投入したがる理由とは!? http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10006879677.html 必撮!勤め人 2005年 11月 29日 人命のデフレ(GRD) http://artisan.exblog.jp/2032542 ついでに オーストリアが創価学会(公明党)をカルト(セクト)に指定 http://www.lermanet.com/cisar/books/990913b.htm チリ議会が創価学会(公明党)をカルトに指定 http://www.hrwf.net/html/chile2001.html ベルギーが、創価学会(公明党)をカルトに指定 http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/mahikari.htm 京都 相国寺・金閣寺・銀閣寺・承天閣美術館の公式ホームページ http://www.shokoku-ji.or.jp/information/activity/shoseki/shoseki04.html
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