定年再出発 |
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職場で倒れる
今朝、異変が起こり、飛び上がった。最近こんなに驚いたことはない。制作会社のプロデューサーと企画の提案について協議していたとき、その相手の人物が突然倒れたのだ。ミーティングが始まって10分しか経っていない。 企画の内容について質問を1つ2つ始めたところで、Yさんは頭を左右に振り始めた。何か変だぞと思った途端、体が斜め左にゆっくり傾いてゆく。私は慌ててテーブル越しに手で止めた。頭が側のテレビモニターにぶつかりそうになったのだ。 「すいません、すいません」とYさんがつぶやくばかり。私が反対側に回りこんで体全体を受け止めたときに軽くイビキをかき始めた。焦った。脳内出血を発症したのではないだろうか。 私はすぐに彼の体を椅子から下ろして床に寝かせようとするが、一人ではうまく体が伸びない。ドアを開けて「誰か来てください」と呼ばわった。隣りの部屋から3,4人出てきた。足をもってゆっくり体を床に伸ばさせてやってと彼らに頼んで、私はすぐに総務へ走り、救急車の出動を要請してくれと頼んだ。総務の担当者が、どういう状況で誰が、ということを訊ねるので2,3答えて、打ち合わせ室にもどった。その間2,3分。 打ち合わせ室に返るとYさんの意識が戻っていた。顔色は土気色だが、会話が成立した。救急車を止めたほうがいいと誰かがいうのでまた走った。でも念のため、救急員に見立ててもらったほうがと総務がいうのでそうすることにした。ヘルメットで白衣を着た救急員3名がやってきた。てきぱきと処置する。脈をとり意識を調べ、酸素マスクをあてがう。やはり念のため緊急車両を呼んだほうがいいことになった。 Yさんは何度も私に迷惑をかけてすみませんと謝る。「いいんだよ。俺だって10年前脳出血やったから、あんたの気持ちがよく分るんだ。無用な遠慮しないで、ネクタイもベルトも緩めて担架を待とうよ」と声をかける。かれの顔を見ていると本当に他人事ではない。 年は42。働き盛りだ。無事を祈った。 目黒の病院に搬送された。わが社の総務が付き添った。私は社にいて、Yさんの会社と連絡をとり善後策を講じた。 後刻入った報告では、内科で精密検査したところ、一時的だという診たて。念のため血液検査と点滴を施すにしたという。 まず大事に至らずよかった。でも、この変事は私の頭をガーンとひっぱたいた。彼の倒れる寸前の半分意識朦朧としながら「すみません」というつぶやきが、耳朶から離れない。倒れながらも回りに気兼ね遠慮している、若いプロデューサーの姿がけなげで哀れでならなかった。 〈続報〉夕方にYさんから電話があった。自宅へもどったとのこと。恐縮していたが、こちらこそあなたが無事で安心したと伝えた。奥さんに代わってもらった。ぜったいに精密検査をしてくださいよ、あまく見ないほうがいいですからと、自分の体験をふまえて伝えた。奥さんは涙声になっていた。 とにかく、良かった。 来られた記念に下のランキングをクリックして行ってくれませんか
by yamato-y
| 2006-01-17 13:35
| 登羊亭日乗
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Comments(2)
こんにちは♪ このところ、ずっと拝見してばかりで
コメントも申し上げずに失礼しておりました。 読みながら。。あぁ、よかった、よかった 、、と ほんとうに、ほんとうに、そう、思いました 42、、というと 私の主人と同じ年です 昨年は 私の友だちが、子宮がんになったりして 大変に驚いたこともありました 40代前半だと 油断しがちですけれど みんな、身体は大切にしないといけないですね 是非、是非、精密検査を受けていただきたいと、私も強く思います! 最初、「職場で倒れる」という文字が見えたとき 「えっ?yamatoさまがっ?!」 、、と とてもとても焦りました yamatoーyさまも どうか引き続き、毎日をお大事にお過ごしくださいますように~☆
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