晩秋か初冬か、早朝のウォーキングで考えていたこと
あまり、ブログをこういう形で使わないほうがいいと思うが、小生パソコンのやり方が不得意で、頂いたコメントに簡単に返事することができないので、10月20日の欄をそれにあてたいと思う。
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大学院生の方がドキュメンタリーを作ったということ。手仕事で上映するほどのクオリティを持つ作品ということであれば見てみたい。2年前に完全にフリーになってほとんど作品を作る機会がなくなった。今は40年間作ってきた作品の取材ノートを、文章化する作業にもっぱら力を入れている。でもやはり映像が恋しい。
この方は民生用のカメラを使ったのかな、それともスマホかな。今のスマホの能力はとても高い。私の新人時代の2インチのカメラなどをはるかに上回る映像解度があるから。カメラはよくなっているが、音声がまだ簡便に録れる機材がないと思う。そこをどうやって工夫したのか、知りたい。
でも何より主題と内容がもっとも知りたい点だ。
どうしたら、この監督と繋がることができるかなあ。
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秋の花にずっと惹かれている。百日紅、萩、朝顔、木槿。ずっと花が夏の終わりからあったが、週末の寒波でいっきに花が消えていく。それでも百日紅、萩は萎れても花として残っている。分かったよ、もういいよ。楽になりなよと声をかけてやりたい。
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早朝ウォーキングの定番コース、白金ラビリンス。今朝、エリア内に6つお寺が並ぶ寺町であることに気づいた。江戸の大火事で下町にあった寺がこの白金の地に遷ってきたという。その一つ清岸寺に樹齢250年の桜があった。人工育成の染井吉野ではない。染井吉野であれば樹齢はせいぜい150年ほどだ。この古木がどんな花を咲かすのか、来春が楽しみになった。
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大江文学は分かりにくいと言われる。たしかにそういう面はあるが、短編に定評を裏切るような切れ味のよい作品がいくつもある。私は短編作家の大江が好きだ。お勧めは、「新しい人よ眼ざめよ」、「『雨の木』を聴く女たち」。