マイ・フェバリット・ソング「雨、夜、花」
この唄ほど歌詞だけでなくテレサ・テンの歌うメロディを聞かせたいと思う歌はなかった。
雨、夜、花(ウーヤーホェ)
1、雨の降る夜に 咲いてる花は 風に吹かれて ほろほろ落ちる
2、白い花びら 静かにぬれて 風のまにまに ほろほろ落ちる
3、更けてさみしい 小窓のあかり 花を泣かせる 胡弓の調べ
4、明日は この雨 やむやもしれぬ 散るの急ぐな 可愛い花よ
今宵久しぶりに新宿ゴールデン街「とんぼ」へ行った。そこで聞いたのがこの唄だ。電気が走った。以前、テレサ・テンが歌うずっと以前、この唄を聞いたことがある。うっすらと記憶しているのだが、歌詞もタイトルも分からないままだった。ただ独特のオリエンタルメロディは心に残っていた。
この唄はいつごろどこで聞いたか―。
もの心があるのは大学1年の頃、西郷輝彦が歌った唄にこういうメロディがあったということ。だがその唄は男唄でテレサが歌う女唄とは違っていたはず。
この唄の季節は春の花が散り始める季節、6月。春の花がおわりを告げて、雨の季節を迎える直前、このアジアの、モンスーンの、風土にふさわしいとは思う。だが、今夜のように年の瀬の「場末」で飲む酒にもはまるのだよな。
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