戦争の記憶
トラファルガー広場から国会議事堂に続く道には政府庁舎が並ぶ。
その通りのセンターに、第1次世界大戦の慰霊碑がある。SU先生の研究テーマの一つが戦争の記憶なので、その区域を先生は熱心に調査した。
慰霊碑の前には、赤いポピーの花の飾りがたくさん掲げられていた。90年以上前に起きた戦争のことを、これほど生々しく記憶していることが,私には驚きだった。
SU先生は思い出した。大戦の終結は11月14日。今年もその日に慰霊祭を開いたのだろう。だから、その花輪がまだ残っていたのだ。それにしても、祖父や曽祖父の時代の戦争が、これほどイギリス人の身近にあるということは、なぜか――。
そしてSU先生の調査する姿を見ていて、歴史家の思考というものを興味深く感じた。
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