冬の終わりの雨の日々
ここ2、3日冷たい雨の日が続いている。いったん仕舞ったダウンコートを引き出して、朝ジムに向かった。だが真冬と違って、200mほど小走りで行くと汗ばんでくる。やはり春が近づいているのだ。
沈丁花が数日前から大気に漂っているのは気づいていた。だが花が見えない。まだあの堅苦しいサーモンピンクの刺々しい花は「可視化」していなかったが、本日白金の庭園美術館の前を通ると、まさに馥郁と香ってくる。見ると園内の前栽に沈丁花が存在を誇示していた。今年も会えたぞ。
「冬のソナタ」でもラスト近くの冬の終わりの場面は後味のいい懐かしい作り方をしていたなと想起する。いまの韓国の冬の終わりはPM2・5が降ってくることになってしまった。これじゃメロドラマなどにはなりようがない。15年足らずでずいぶん世界も自然も変わったと慨嘆。
朝の雨も昼過ぎには小やみになった。池田山界隈をぶらぶら歩くと、赤い大きな椿が道端にごろんと転がっている。いかにも重たげな花。
嵩ありて真下に落つる椿かな
申告も終わったし、企画も採用されそうだし、来週には久しぶりに関西へロケに出ることもありそうだし、小生にも春が来るかな。
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