早くみたい、ユンマジック

　「春のワルツ」絵葉書

　関係者から、「春のﾜﾙﾂ」のプロモーション用絵葉書をいただいた。全部で６枚。
《YUN　SUK　HO、TV　POET　AND　SEASONAL　SERIES》とあって
「SPRING　WALTZ」が記されている。

　今年の春に、ユン・ソクホ監督は物語の前半少年少女時代の三話までを撮影した。出来上がりは上々だという話だ。韓国南部の南山島で子役二人を中心に撮ったのだ。６枚の番宣写真を見るだけでもメルヘン的叙情が伝わってくる。一枚の写真の風景は見覚えがあると思ったら、「風の丘を越えて」で登場した野道だった。ユン監督は本当にいい場所を選ぶ。

　ヒロインの少女がいい。笑顔も、泣き顔も。想像でしかないが、この悲しげな少女の表情からすると、すでに物語の波乱は始まっているのだろう。ここから、監督得意のｼﾞｪｯﾄコースターのようなモノ語りが展開する。

　監督はもう「春のﾜﾙﾂ」に夢中だという。成長した主人公たちがソウルの町で再会し
新しい展開が起こる。劇的な展開とデリケートな演出。ユンさんは今プランを描くことで頭が一杯なのだ。
この作品の放送は、韓国では３月からと予定されている。まもなく後半の撮影が始まるだろうが、また「冬のソナタ」のように徹夜続きの強行軍となるだろう。残り１５，６話を撮ろうと思うと、大変な業務量となるからだ。また、現場で仮眠するユンさんの姿が見られるかもしれない。

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