おっちょん
ある俳句誌で見つけた。
おっちょんも上手に出来て初勤行
二歳になるかならぬかの愛らしい小坊主がきちんとお座りして寒の厳しい中、経を詠んでいる。
幼児はお寺の跡取りらしい。きちんとお座りして朝のお勤めをすることが当面課題であったのだろう。新春の初おつとめのとき、やっとおっちょん(お座り)をしてお経を詠むことが出来たという年の初めの句だ。
おやおっちょんは我が家だけの言葉かと思っていたが、関西以西ではよく使われると知って、であるなら大津出身のおふくろがこの言葉を我が家に持ち込んだに違いない。ほっこりなんて言葉もそのデンで我が家では頻繁に使われたものだ。
新生児が半年ほど過ぎるとお座りが出来るようになり、外部とのコミニュケーションもとれるようになると可愛らしさはいや増す。親たちはおっちょん出来ることを心待ちにしているのだ。
年末年始は日本海側に大雪が降るらしい。一段と冷え込んで、今年の初勤行は厳しいだろう。小坊主よ、頑張れ。
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