日曜のファンタジー②秋の日に
昼下がり、ぶらぶらと山を下って図書館に行った。山道は落ち葉でうずたかくなっている。
昔、立川清登さんに歌ってもらった童謡を口ずさむ。題名が思い出せないのだが、たしか
イタリアの子供音楽祭でグランプリに輝いた曲を和訳してもらったはずだ。この歌を見つけてきたチーフディレクターも、作詞家も、そして立川さんもみんな死んだ。まだそんな年ではなかったのに。
大磯図書館はとても利用しやすい。蔵書の量もまああるほうだ。開架式で本が手に取れる。自分では購入しないような流行小説、風俗小説、エッセー、古い文芸書などがある。
今日も8冊借りた。その中に吉屋信子のエッセーがある。私はこの人の俳句の趣味が好きなのだ。今日借りた本には、不遇の俳人富田木歩についての文章が含まれていた。
森内俊雄なんていう作家の随筆も借りた。今まで読んだことがないが、端然とした書き出しの文章に少し興味をもった。そして江国滋の旅のエッセー。
帰りに古伊勢屋でおかめそばを食べた。
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