小トリップ4
現在のオフィシャルスケジュールは、大学の授業(週1)、クリニックでの定期検診(月1)、鍼灸治療(月1)、料理教室(月1)。本日は、神田小川町にあるメディカルクリニックで長尾先生の診察を朝8時半に受けてきた。そのクリニックはオフィス街にあって、周辺の企業の検診がメインなので、私のような「患者」の診察は営業開始早々に行なうことになっていて、朝一番の8時半となっている。診察の結果はいたって順調で、投薬の処方箋を書いていただいて、来月の予定を決めて終わった。
近くの薬局で5種類のクスリを処方してもらったあと、小川町の交差点に立って行き暮れた。このまま神保町まで出て地下鉄で目黒まで帰るか、それとも小トリップに出るか。一日6000歩を義務にした私としては、本日の機会は今しかない。よし、いっそ芝公園まで歩こう。
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吐く息が白くなる小川町を後にして一路大手町を目指した。早歩き。時速6キロ。内堀通りを足早に駆け抜ける。とにかく体を暖めなくてはと、大股で歩く。神田川を渡り、首都高速の高架をくぐって皇居エリアに入る。大手堀には黒い小ガモが数羽浮かんでいた。和田倉門で、左折して噴水公園に入り皇居広場のほうへ向かう。噴水の池で気がついたのだが、日陰では薄氷が張っていた。今年一番の寒い朝という気象庁の予想は当たっていたようだ。そこからまた内堀通りにもどり、東京駅を左に見、帝国劇場を右に見て、日比谷エリアに入る。
広大な日比谷公園では尿意を催し、園内のトイレ使用。図書館の開館前の客の行列を眺めながら、内幸町に出る。私が入社した放送局はここにあった。たしか最終面接もこの町のビルで行なわれて、重役という人物が正面に座っていたなと思い出す。もし今でも渋谷に移転せずここに勤め先があったら、新橋、有楽町、銀座と遊里があちこちにあってずいぶん楽しい思いをしたはずだ。
とにかく寒い。普段しないマフラーを持ってきて正解だ。二重巻にした。
西新橋を越えると芝郵便局。いよいよ芝公園エリアだ。快調な左足を意識して右より大股で歩行。股のつけねが伸びてストレッチとなる。芝は広い。東京タワーが寒風のなかにすっくと立っている。御成門、増上寺、東照宮を抜けると、本日の終点の芝公園駅となる。延べの歩数は19840歩。次回はもうすこし寄り道しながら歩くことにしよう。
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